こんにちは、スミです。

家づくり、楽しいだけじゃありません。
うちの場合、むしろ「どうやって心をすり減らさずにやっていくか」が課題になってきました。

今回はそんな、メンタル面でしんどくなってきた話です。

行ったり来たりの土地探し、脳内はぐちゃぐちゃ

候補の土地を見つけては吟味。
でもどこかに引っかかりがあって、また白紙。
その繰り返し。

  • ハウスメーカーの営業さんからアドバイスもらっても、また悩む

  • 間取りを作れば作るほど、広さが足りないことに気づく

  • 広くすれば予算が足りなくなる

  • 土地のサイズが合わない

  • そもそも…お金、何円までなら借りていいの?

気づけば脳内、ずっと家のことでフル回転。
まるで住宅版ルービックキューブです。

そして、夫婦仲に亀裂が…

振り返ると、この頃が一番しんどかった。

最初の頃は、毎週末がマイホーム関連でびっしり。
モデルハウス、土地の見学、資金の検討、間取りの確認。

楽しいはずなのに、段々と…

  • 「またこの話か…」

  • 「え、それ昨日言ってたことと違うよね?」

  • 「それ、前にも聞いたよ?」

みたいな空気になってくる。

はい、夫婦仲、ちょっと悪くなりました。

お互いに気づいた「このままじゃマズい」

このままではいけない。
家が建つ前に、心が崩壊しちゃう。

ということで、対策を立てました。

  • 月に1回は「家の話禁止デー」を設定

  • おいしいごはんを食べて、ただただぼーっとする時間を確保

  • それでもモヤモヤしたら、口で言うのではなく…ノートに書く

そうです、交換ノート、はじめました。

言い合わず、書いて伝えるという方法

面と向かって話すと、どうしても感情が先に立ってしまうこともある。
でも、ノートなら冷静に自分の気持ちを整理できる。

  • 言いにくいことも書ける

  • 書くことで自分の中でもスッキリする

  • 相手の考えを、ちゃんと「読む」ことができる

意外とこれ、効果ありました。

家を建てるって、暮らしをつくるってことなんだな

マイホームって「家を手に入れる話」だけど、
実はそれ以上に“暮らし方”や“人間関係”を作っていく話なんだなと実感しました。

土地も大事、間取りもお金も大事。
でも、一緒に建てていく「夫婦」や「家族」の関係もちゃんと大切にしないと、
完成したときに笑えないかもしれない。

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こんにちは、スミです。

前回までは、
「FPさんにシミュレーションしてもらった!」「7000万円まではいけそう!」
という、ややポジティブ寄りな資金計画の話をしていましたが――

今回は、もう少し現実的なラインを見せてくれた別のFPさんの話です。

あの“土地改良費が謎”だった土地。そのときに相談したFPさん

覚えてますか?
地元工務店でも大手でもなく、建築条件付きで建てるはずだった、
例の「土地改良費がいくらかかるかわからない」あの土地。

 

 

あのときは慎重モードになっていたこともあって、
別のFPさんにもキャッシュフロー表を作ってもらったんです。

厳しめFPさんのキャッシュフロー:けっこうリアルでした

このFPさん、
メンテナンス費や手取り額をかなり保守的に見積もってくれたのが好印象。

  • メンテ費も10年で100万超

  • 手取りは「これホントに?少な…」って思うくらい堅実設定

  • 住宅ローン金利も最終的にMax1.8%で想定

これには、

「おぉ……こっちはちゃんと“悪い未来”にも備えてる感じある」
と素直に思いました。

それでも、FPさんの言葉はこう。

「まぁ7000万円までは、大丈夫だと思いますけどねぇ」

でも、6年後に出てくる“赤字”

安心しかけたそのとき、表をよ〜く見てみたら、
6年後、キャッシュフロー赤字になってる。

  • 子どもが生まれて

  • 妻が育休で収入減って

  • 固定費もちょっと増えて

  • 教育費がぼちぼち始まって

「あれ? これ、めっちゃキツくなるやん…?」

老後は大丈夫、だけどそれ“今を犠牲にした結果”では?

このFPさん、こんなことも言ってました。

「現在の預貯金300万円は、今すぐ一括で投資に回していただければ、老後は困りません

……うん、それはたしかに。

たしかに、最終的な預貯金額は100歳時点で2000万円ちょい。
老後の生活は、まぁ破綻しない。

でも。「いや、6年後に困るって話なんですけど!?

結論:やっぱり、7000万は“夢の数字”だった

こうして改めてキャッシュフローを見直し、
「6年後赤字」の現実を突きつけられた私たちは、最終的にこう思いました。

「あの土地の話は、流そう」

どれだけ気に入った土地でも、
どれだけ「今しかない!」と思っても、
資金計画が破綻しそうなら、それは“今じゃない”ということ。

まとめ:予算って、“人生のペースに合わせて”決めるべき

FPの言う「大丈夫」は、
“表面上の数字が合っている”だけかもしれない。

  • 6年後に赤字になる

  • 今をギリギリで生きて、老後だけ余裕あっても意味がない

  • そして私たちは、無理したくて家を建てるわけじゃない

ということで、7000万という数字は――
私たちにとって“気持ちではいけそう、でも実際には厳しい金額”だったと、はっきりわかりました。

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こんにちは、スミです。

前回は「ちょっと難しかった営業さん」についてのお話をしましたが、今回はその逆。
「あ、この人いいかも」と、ピンときた営業さんについてのお話です。

この人、話しやすい!と思えた営業さんの特徴

やっぱり家づくりって、営業さんとのやり取りがとても多いので、
この人となら1年間やり取りしても苦じゃないかも、と思えるかどうかって大きなポイントです。

以下、私たちが「この人いいな」と思った営業さんの特徴をまとめてみました。

① 話が簡潔。結論ファーストで助かる!

まず第一にありがたかったのが、話が簡潔な方。

  • 結論から先に話してくれる

  • 必要な追加情報は、こちらの温度感に合わせてくれる

  • ときどき、「それ聞きたかった!」という情報がサクッと出てくる

営業さんあるあるの「熱意あふれる大演説」ではなく、
ちゃんと“こちらが理解しやすい順番”で話してくれるのがとても好印象でした。

② 他社を下げない、でも自社はきちんと推す

これも大事。

「○○さんもいいメーカーです。ただ、うちはここが違います」

といったように、比較はするけれどディスらない。

しかも中には、

「もしうちで建てないなら、私は○○メーカーを選びますね」

とまで言ってくれる営業さんもいて。
自信とフラットさがあって、信頼度爆上がりでした。

③ 専門知識が“ちゃんと深い”

これが決め手でした。

私たち夫婦、実はけっこう調べてから営業さんと話すタイプでして:

  • 私(スミ):住宅設備と住宅ローンについてかなり調査済み

  • スミ妻:土地とエリアについてめちゃくちゃ詳しい

…という状態だったので、少しでも浅い情報だとすぐにわかっちゃうんですよ。

でも、その営業さんは「え、そこまで知ってるの?」という知識量でこちらの知識に“スパイス”を加えてくれました。

例えば、

「その土地の裏にもう一つ候補があって…」
「この設備、実は来年モデルチェンジ予定なんです」

などなど、「調べた以上の価値がある」やり取りができたのは大きかったです。

結局、営業さんの“人としての相性”がすべてかもしれない

もちろん、家の性能やデザイン、土地の条件も大事。
でもそれを支えてくれるのが営業さんであり、1年近くの長い付き合いになるのも営業さん。

だからこそ、

  • 話し方が合うか

  • 情報の出し方が気持ちいいか

  • 信頼できるか

このあたりがしっくりくると、「ここで建てたいな」という気持ちが一気に加速するなと思いました。

 

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