実家の助っ人登場

ある日曜日、私たちは旧居の大掃除を決行しました。といっても夫婦二人では限界があります。そこで頼もしい助っ人、私の父母を招集。長年の暮らしでたまった汚れを一掃するべく、家族総出の掃除大会となりました。

汚れとの戦い

長年住んでいると、普段の掃除では手が回らない部分に確実に汚れがたまっています。特にお風呂場や洗面シンクは「これでもか」というほど。スポンジや洗剤を駆使し、ゴシゴシと磨き上げていくと、徐々に本来の白さや光沢が戻ってきます。お風呂がピカピカになったときの達成感は格別。まさに「やった!」という気持ちになりました。

父と母、それぞれの役割

母は細かいところに気づくタイプ。小さな隙間や家具の裏など、私たちが見落としがちな場所までしっかりと手を伸ばして掃除してくれます。正直、ここまでやるかと思うくらい丁寧。おかげで部屋の隅々まで清潔に。父は大物の移動担当。力仕事を引き受けてくれたので、掃除スペースを確保するのがスムーズに進みました。二人のサポートは本当に心強く、「親ってありがたいなぁ」としみじみ。

掃除の残りと今後の段取り

ダイニングと寝室にはまだ少し荷物が残っていたので、この日は掃除機をかけるだけにとどめました。拭き掃除などの仕上げは、後日私たち夫婦でやることに。ひとまず「一番大変な部分」を両親と一緒に終えられたことで、旧居の片付けは大きく前進しました。

感謝とちょっぴりの寂しさ

物がだいぶ減った部屋を見渡すと、不思議な気持ちになります。長い間暮らした部屋ががらんとして、少し寂しさを覚えると同時に、新居への期待感もふくらむ。ここでの日々への感謝を胸に、雑巾を握る手にも自然と力が入りました。

引っ越しって「荷物を運ぶこと」だけじゃなくて、こうして最後に旧居を整えることも大事な区切りですね。