朝の緊張感

ついに始まった我が家のキッチンリフォーム。1日目は解体の日です。朝9時、まだ生活感のない新居のドアを開けると、すでに職人さんたちが到着。工具を抱えた姿に「おお、今日からいよいよ始まるんだ」と身が引き締まります。

リフォーム会社の担当さんも現れて一言。「今日は壊す日ですから、音もほこりも出ますよ」。頭ではわかっていましたが、いざ聞くとちょっと身構えてしまいました。

既存キッチンとのお別れ

今回のリフォームでは、もともと建売に備え付けられていた新品キッチンを外すところからスタート。このキッチン、なんとリフォーム会社が“買取り”してくれる条件つき。壊すのではなく「きれいに取り外す」が大事なのです。

職人さんはシンク下の配管を確認しつつ、ネジを一本ずつ丁寧に外していきます。普段ネジなんて気にしない生活をしている私にとっては、「キッチンってこんなにパーツでできているのか」と驚きの連続。

外されていく扉や天板を見ながら「数週間しか使わなかったのに…」と少ししんみり。まるで引っ越しで短期間だけ仲良くなったご近所さんにお別れする気分でした。

作業の音と匂い

解体は想像以上に「ガリガリ」「ドスン」と迫力ある音。床に養生シートを敷いても、やっぱり響きます。スミ妻は耳を押さえながら「引っ越ししたばかりで工事現場みたいだね」と苦笑い。

さらに独特の金属と木材の匂いが立ち込め、「ああ、リフォームしてるなぁ」と実感。外から帰ってきたら「何か事件あったの?」と思われそうなくらい。

想定外の出来事

午後、予定よりも早いペースで解体が進みました。ところがここでプチトラブル。水道の接続部分が思ったより固く、外れにくい。職人さんが「うーん」と首をかしげながら格闘すること数分。汗だくで工具を握りしめる姿に、つい「がんばれ!」と心の中で声援。結果、無事外れてホッとしました。

からっぽのキッチン跡

夕方にはシンクもコンロも何もない、からっぽのスペースが登場。
「わあ、ここがキッチンじゃなかったら、ただの空き部屋だ」と思わずつぶやきました。

壁の下地や配管むき出しの状態は普段見られない光景で、「家の裏側を見ている感じ」がちょっと面白い。でも生活感ゼロのこの空間に立つと、明日どんなふうに変わるのかワクワクと不安が入り混じるのでした。