全部屋にエアコン?先を見据えた選択

ある日、新居にエアコンとテレビアンテナ設置のための現地調査が入りました。まずはエアコン。私たちは「どうせ将来どこかで必要になる」と考えて、すぐには使わない部屋にもすべて設置してもらうことにしました。これには賛否あるかもしれませんが、引っ越し後に追加で工事を頼むとなると、また工事日を調整しなければならず、家具が入った部屋に室内機を取りつけるのもひと苦労。今のうちに済ませておけば、安心感が違います。しかも高気密高断熱の家なので、エアコンがしっかり効くのは間違いなし。光熱費と相談しながら、将来の暮らしに備えての選択でした。

テレビアンテナ問題、理想と現実のギャップ

そしてもうひとつがテレビアンテナ。こちらは少し残念な結果に。調査の結果、近くの山がテレビ電波を遮ってしまうらしく、すっきりとしたボックス型のアンテナは設置できず、どうしても八木式アンテナ(骨組みのような、いわゆる昔ながらの形)になってしまうことに。スミ妻は「できればボックス型がよかったなぁ」と最後まで残念そうでした。確かにデザイン面でのインパクトは大きいですが、テレビが映らないのでは本末転倒。ここは泣く泣く実用性を優先です。

工事は時間がかかる?隣家との距離問題

さらに工事業者さんからの指摘で気づいたのは、隣家とのすき間がかなり狭いということ。アンテナの設置はもちろん、エアコンの室外機を置く作業でも、普通の家より時間がかかるとのことでした。確かに、自分たちが土地を見に行ったときにも「ちょっと狭いな」と思った部分。こういうところはやっぱりプロでないと分からない視点がありますね。私たちとしては、多少工事が長引くのは仕方ないと腹をくくりました。

素人とプロの境界線を感じた日

内観や外観に関しては、素人目でも「ここ少し傷ついてるな」「クロスが浮いてないか」など多少のチェックはできます。しかし今回のように、電波状況や施工の難易度といった部分は、素人では到底判断できない領域です。やっぱりプロに頼らないと分からないことは多い。逆にいえば、こうして専門の人がしっかり確認してくれているおかげで、私たちは安心して生活をスタートできるのだなと感じました。