※このシリーズは、僕たち夫婦が過去に取り組んだ妊活・不妊治療の記録を、時間が経った今、振り返って綴っているものです。


仕事のスケジュールを合わせて、いざ病院へ

紹介状をもらって、いよいよ専門的な検査を受ける日。
ちょうどスミ妻が仕事の休みだったこともあり、僕も午前中の仕事を調整して、ふたりで病院へ行くことにしました。

婦人科にふたりで行くのは、これが初めて。
やっぱり少し、緊張します。

静かな空気、でもどこか張りつめた感じ

病院はとても静かで、落ち着いたBGMが流れていて、空気そのものが少しピンと張っているような感覚。
待合には、パートナーと来られている方もいれば、ひとりで静かに本を読んでいる方も。皆さん、それぞれに何かを抱えているように感じられて、不思議と背筋が伸びました。

受付では、診察券の出し方や問診票の記入など、丁寧に案内していただきました。婦人科の空間って、どうしても「場慣れ」しづらい部分があるので、教えてもらえるとありがたかったです。

待ち時間の長さは、どの科でも共通

呼ばれるまでの時間は、長かったです。
これはもう婦人科に限らず、病院あるあるですね。待つのも治療の一部、と思って腰を据えました。

この日は、女性の診察が多く、僕の出番は診察室で先生とお話しするときだけ。
その間、スミ妻は超音波検査、内診、触診など、ひと通りの検査を受けていました。

診察は“聞き役”に徹するモード

検査から戻ってきた妻は、明らかに疲れていました。
そりゃそうですよね。身体的にも精神的にも負担の大きい検査が続いたのだから。

だからこそ、診察の場では「僕がしっかり聞かないと」とスイッチを切り替えて、先生にいろいろ質問させていただきました。

とはいえ、専門用語が多くて、頭の中は?マークだらけ。
内分泌?黄体ホルモン?排卵前後の反応? まだまだ勉強しないといけないなと痛感しました。

結果は次回へ

この日の診察では、検査の詳細な結果はまだ出ず。

ただ、エコーを見る限り、卵巣内に多くの卵らしきものがあって、これが悪さをしているのではないか

いわゆるPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の疑いがあるとのことでした。
ひとまず薬を処方してもらって、次回以降また検査を少しして、

それとデータがそろい次第、改めて方針を考えましょうということになりました。

 

思えば、妊活って「何かが決まる日」より、「次につなげる日」の方が多い気がします。
この日もまた、そのひとつ。

でも、少しずつ輪郭が見えてきたような、そんな一歩でもありました。