風ゆくままに 進んでも

もとに戻らぬものもあり
 

心ゆくままに 進んでも

変わらぬ愛がそこにあり

 

愛とか見えないもの 不確かなものに
 

満たされぬ ふれられぬという悲しみも…
 

なんだかんだと自分のこたえに触れたとき、
 

より良き方へ進んでいるのを感じては、

じわりじわりと滲んでは発露する……
 
美しい雫 すべるよに
 

涙もあれば、温もりもあろう顕れに、
 

この世のくぎり はかることなく

君が心に 黒い太陽が現れようとも
恐れることなく 心縛られることなかれ


色は 美しく 心躍らす。

あなたがあおのあおさに惹かれるように
あなたが空を舞う彩雲の衣に惹かれるように……

 

漆黒の陽も 美しいというもの。
どちらも同じ 愛おしいもの。

あなたが ふと そう思えたら、

あなたの美しい雫に彩られるように
あまねく照らす星となる。太陽となる。

光となるというもの。


どちらがどうと思い煩う憂いを焼き尽くす

あなたの笑顔になろうというもの。


感情も色づく。感性も色づく。

あなたの放つ どの彩色も 愛おしきもの。

あなたの心次第で、漆黒の太陽ですら

温かなひのひかりにもなり
この世を照らす。

夜の暗さも明るさも、日の暗さも明るさも

よきによきにと みつめれば、

静かな焔 天に昇り

あなたの命の灯火が 絶えぬように

漆黒のそれに 尊き血潮 宿るとき、

水に映る空の青さに 

頬つたうは 共にあるよろこび。


ついのひかりよ。


他のだれかのようでなくても、
他のだれかのように美しくなくても、

この地に立ち 生きるその様は
水に映る色のように 美しく
宿る温もり、絶えることないがゆえ、

怖れることなく 君がままに
この世を 自身を嘆くことなく
あわせ こころを


あなたがあおのあおさに惹かれるように

あなたが空を舞う彩雲の衣に惹かれるように……

     本日、同時投稿分 タイトルのみ修正