飲み会で、私の隣の席に座った人が、こう言いました。
「すいませーん!幹事さん!手持ちの現金がないので、お金貸してくださーい!」
でも、お財布を見ると、一万円札が入っているのです。
「え?一万円、持っているの?」って、私は、思わず聞いてしまいました。
すると、彼女は、教えてくれました。
「この一万円札は、通し番号の末尾に Z がついている、超貴重な一万円札なのよ!
『お金を呼ぶ幸運の一万円札』
お財布に入れておくと、お金を呼んでくれるの!だから何があっても使えないの!」
見せてもらうと、確かに通し番号の末尾が Z でした!
思わず、自分のお財布に入っている一万円札を確認しちゃいました。
どれも Z ではなく、XとかQでした。
末尾 Z の一万円札、もしかすると、本当に貴重な一万円札なのかも!!
今度、見かけたら、私もキープしようっと!!
ん?でも待てよ・・。
ハッと、気づいてしまいました。
『お金を呼ぶ幸運の一万円札』だけど、お金、呼べてないじゃん!!
ナイスボケ!
隣の彼女のキャラが、おとぼけキャラだったので、余計におかしくって、思わず笑ってしまいました。
私が、「近くにコンビニがあるから、お金おろしてきたら?」って、言うと、
彼女は、こう言うのです。
「コンビニは使わないの。」
「あ、手数料がかかるとかで?」
「ううん。そうじゃなくて。
私は、現金はうちに置いてあるから、コンビニでおろせないの。」
なるほどなぁって、思ってしまいました。
お金持ちになりたくて、黄色い財布を使っていたり、金運グッズを持ち歩いている人ほど、
肝心のお金(現金)を、たくさん持ち歩かないものです。
これって、よく見かけませんか?
理由は簡単です!
『お金がない!』っていう状況が、たくさんあればあるほど、お金がない状況が、増えていきます。
『お金がない!』って、思った回数だけ、『お金が必要なのに、自分にはない。』という現実が、増えていきます。
『お金がない!』という、自分の深層意識が、自分の状況を正確に実現させていくので、そうなるんです。
コワイコワイ!!
金欠に、よく陥ってしまう人は、どんどん金欠症状が悪化していきます。
すぐに対策しないといけません。
何をすればいいのかというと、矛盾するようですが、お財布に、たっぷりとお金を入れるのです。
できれば、5万円以上は、入れておいた方がいいです。
そして、更に!金運をアップさせたい時は、『お金を呼ぶ幸運の一万円札』を使っても良いかもしれません。
使い方は、お財布に入れておいて、必要な時に、使うのです。
具体的には、
今回の飲み会の例で説明すると、こうなります。
飲み会で、彼女は、自分がお金を持っていなかった事に気づく。
その時には、こうすると良いでしょう。
「うっかりしてた!お金を持って来ていなかった。
仕方ない。参加しちゃったし、きっと、幸運の一万円札を使う時が今来たんだ!
幹事さん、これ、『お金を呼ぶ幸運の一万円札』なんです。
あなたに、素敵な幸運が来て、お金を呼んでもらえますように!」
このようにすると、一万円札は、必ず、友達の一万円札をたくさん連れて、帰ってきてくれるでしょう。
そして、お金が豊かになるだけでなく、人間関係も豊かになるのです!
(^^)
これは、『深層意識』を使った、お金を呼ぶ方法です。
『お金を呼ぶ幸運の一万円札』 とっても魅力的ですよね!
私もそれ欲しい!って、思わず、探してしまいました。
でも、よく考えたら、物が、お金を呼ぶはずがありません。
その物を使う人が、お金を呼ぶのだから。
だから、
その物を使って、どうやってお金を呼ぶか、それを考えることが、『お金を呼ぶ事』につなが ります。
どんな幸運のラッキーグッズを持っていても、物任せにしていて、自分の生活習慣を変えなければ、お金持ちにはなれません。
例えば、
掃除機を買って、掃除機を部屋に置いておいても、掃除をしなければ、部屋はキレイにならないのと一緒です。
いくら吸引力が凄い、高性能の掃除機を買ったとしても、使わなければ、ダメですよね?
全自動ロボット掃除機を買ったとしても同じです。
床に物が散乱していたら、ロボット掃除機も掃除できず、部屋はキレイになりませんよね?
CMの見過ぎなのか、人はついつい、『これさえあれば、願いが叶う。』って煽動されがちです。
そういう考え方を映像化すると、『物』が主人公になっている事が多い。
『お金を呼ぶ幸運の一万円札』が、お金を呼んでくれて、お金持ちになれる!
ヒーローは、一万円札です!
いえいえ、そうではないのです。
それはフィクションです。テレビCMの世界だけの話です。
現実の世界は、いつも、『人』が主人公。
『お金を呼ぶ幸運の一万円札』を使う自分が、お金を呼び、お金持ちになる。
ヒーローは、自分です!
物に支配されず、自分が物を支配する。
むしろ、そっちの方が、楽しいストーリーではないですか?
(^^)