人類の祖先は、猿じゃない。 | 南青山えこ ブログ

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こんにちは。笑壷(えこ)です。


今日も、引き続き、『信じる力』について、お話をさせていただきますね。



人間は、猿から進化したという説が、常識になっていますね。


「生物は、環境の変化に適応するため、

長い時間をかけて、個体を変化させて、進化します。

例えば、人間の祖先は猿で、長い時間をかけて、

猿から、チンパンジーになり、類人猿になり、人間に進化しました。」

と、私たちは学校で習いますが、

実は、ダーウィン自身は、そんな事は発表していません。


むしろ、「進化論に一番あてはまらないのは人間だ。」と述べ、

人間の祖先は猿だという理論を、自ら否定しています。


どうしてこういう事が起こっているのでしょうか?


ダーウィンが活躍した1800年代は、世界的に科学ブームが巻き起こり、

全ての現象は、観察し、経験的事実に認識の根拠を求め、実証されたものこそが、

理論として確立するという実証主義が、学問の主流となってきている時代でした。


西洋社会では、それまで、権威を保ってきたのは、宗教者や王侯貴族でした。

神の許しを得た宗教者が、権威として、人々を支配していました。

そして、神に特権を与えられた王侯貴族が、権力を握っていました。


しかし、産業革命や大航海時代を経て、

植民地政策などで、莫大な富を得ることができた富裕層が、

宗教者と王侯貴族が持つ、特権階級の座を狙い、

人々を支配するために、『神』という価値観に代わるものを探して、

『目に見えるものだけを信じる』という新しい価値観を打ち出しました。

それが、科学ブームであり、実証主義の正体なのです。



目に見えない神なんか、信じなくていいよ。

宗教者に従う必要なんてないよ。

神から特権を与えられた王様の話なんて嘘だ。

人は生まれながらに平等なんだ。

だから、市民の手に権利を奪還しよう。


この理論で、特権階級廃止の動きは高まり、革命が起こり、

フランス革命では、当事の王様ルイ16世と、王妃マリーアントワネットが、

ギロチンで公開処刑されました。


どうして、そんな残酷な事をしなければならなかったのでしょう?

権力を奪うだけなら、他に方法があったはずです。


公衆の面前で、断頭台で首を切り落として見せるという

非常に残酷な公開処刑をする必要があった、その理由は、

当事の富裕層が、完全に自分達の手に権力と権威を手に入れる為、

過去の価値観を断罪し、二度と復活できないように蹂躙し、悪魔化し、

抹殺する必要があったからなのです。


人々に、神という目に見えないものを信じることをやめさせ、

目に見えるものだけを信じさせ、新しい権威を根付かせるために、

富裕層は、科学ブームを起こし、実証主義やら、進化論やら、

根も葉もないけれど、みんなが信じれば本当になる「新しい価値観(嘘)」を

世界中に広めていきました。


学会を作り、自分達に都合の良い理論を発表する学者には、お金を出して、

都合の悪い理論を発表する学者は、遠ざけて、

価値観や常識をコントロールしました。



キリスト教では、「神が人間を創造した」と教えていますが、

それを信じていたら、神様に感謝したくなるのが、人間の自然な感情でしょう。

それでは、神の権威をおとしめることはできません。


だから、富裕層にとって、「人間は、猿から進化した」という理論が、

絶対に必要だったのです。



ダーウィンは、自分が言ってもいない理論が、爆発的に流行ってしまって、

自分は、それで有名にもなって、権威を得ることができたけれど、

本当は、そんなの嫌だったかもしれませんね。


人類の祖先が、猿でなきゃいけない理由。

まだあるのですが、長くなったので、続きはまた明日。


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=本日の夢が叶う選択=

『 人類の祖先は、猿じゃない。 』

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