日本を救う道は、日本人が日本人らしさを取り戻す事。 | 南青山えこ ブログ

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おはようございます。笑壷(えこ)です。


今日も、引き続き、『信じる力』について、大切なお話をさせていただきますね。



『 人の想念には物質の状態を変えてしまうくらいの力がある 』と、

物理学で証明されています。


観察者効果と呼ばれている現象です。

興味がある方は、是非、調べてみてください。


物理学で証明されているように、

人は、心に思うだけで、世界に影響を与えられるくらい、

スーパーパワーを持っている存在なのです。


まるで、魔法使いみたいですね。

でも、これは事実です。



人が思う事や、考える事や、心をどのように働かせるか、どんな感情を抱くかで、

その人が、周囲に対して与える影響、つまり、作用も変化します。

人の想念と現象は、連動しているのです。



特に、人を信じ、愛する心には、強力な力があります。

信じる力は、周囲に対して、

『成長・発展・広がり・創造・連動』という作用をおよぼします。


それに対して、

人を疑い、怖れる心にも、強力な力があります。

どんな力なのかというと、

『衰退・縮小・細分化・破壊・従属』という作用を生む力です。



人を疑う事が前提の社会では、不安と怖れが蔓延します。

そんな社会では、人は、どんどん衰退し、破滅への道をたどるはずなのですが、

そうならないのは、人間には、生きるエネルギーがあるからです。


どんな危機的な状況の中でも、人は、生きる事に執着し、生き延びようとします。

それが、人間が持つ生きるエネルギーの本質であり、本能です。



欧米の西洋人社会では、非常に長い期間、人を疑う事が前提の社会が続きました。


皆が疑いあっている社会では、放っておけば、衰退と破滅への道をたどります。

経験的にその事を学んだ西洋人達は、生き残る為に、必死で、

『自分の意志の力を使って、周囲の現象を自分に都合よく変化させる』という

力技な処世術を編み出しました。


まるで、何も見えない真っ暗闇の中で、

自分が、どの方向に進めばいいのかわからないし、

前後左右、どちらにも、怖くて進めないような恐怖と不安の中で、

このまま時が過ぎれば、死を待つだけだから、命の危機から脱する為に、

自分の意志という小さな灯りを持って、恐怖と闘いながら、闇雲にでも、

自分の進みたい方向に進み、助かる道を求めていくような状態です。


そういえば、ハリウッド映画なんかでは、恐怖に打ち克ち、

自分の意志と判断で行動した主人公の命だけが助かるという、

ヒーロー像が多いですよね。


それは、西洋人が持っているDNAが、

恐怖に勝ち、生き残ることができる強いヒーロー像を求めているからです。



さて、人を疑う事が前提の社会である西洋文化では、

子供を、生き残る事ができる強い人間に育てなくてはなりません。


だから、西洋人の家庭では、子供が、自分の意志を明確にする事を歓迎します。

親が、子供に食事を与えても、「いらない。」と言う子を、

「この子は、ノーが言える素晴らしい子だ!」と言って、褒めたたえます。


更に、西洋人は、子供が、自分の意見を表現する事ができるようになるまで、

血のにじむようなトレーニングをさせて育てます。


子供の頃から、スピーチ訓練で、

自分の意見はどうなのか発言させて、主体性を育てます。

そして、自分の意見を言えたら、その意見が間違っていたとしても、

自分に誇りを持つことを教え、

自分の意見を持つ事と、自分の意見を言う事と、自分の思う通りに行動できる事を、

無意識でもできるくらいのレベルにまで、身体に刷り込むように覚えさせます。


西洋人にとっては、疑う事が前提の社会で、

恐怖や不安に打ち克ち、自分の意志を明確にし、自分の考えを声に出して表現し、

行動する事ができるという事が、大人としての最低限の条件なのです。

それができない人間は、弱虫として、存在価値がないとまで考えているのです。


多様性を尊重する事や、人と違う事が素晴らしいと考える、西洋人の考え方は、

子供の頃から、自分の意志を明確にするトレーニングを積んでいる事と、

人と同じ事をしていては生き残れないだろうと考える、

生き残ることへの不安から来ています。


だから、西洋人社会では、間違った発言をしても、賛同する人がいるのです。

正しくても、間違っていても、

生き残ることができることに、大きな価値を置いているのです。


考えてみれば、激しい生存競争社会を西洋人は生きているんですね。


疑うことが前提の社会では、人の想念が、

『衰退・縮小・細分化・破壊・従属』という作用を生み、

人の生存を脅かしてしまうので、結果的に、生存競争社会になってしまうのです。



さて、日本では、不幸な事に、

戦後、人を疑うことを前提とした社会構造が導入されてしまいました。


更にひどい事に、

日本人は、過去の価値観や考え方が、全て間違っていたと刷り込まれ、

罪悪感を植え付けられ、

自分の意志を持ったり、意見を言うと、社会から抹殺されると洗脳され、

自分の判断で行動できる人は、最悪だという価値観を教育させられています。


奴隷として生きる生き方を、日本人は平気で教育され、

戦後71年も経った今になっても、それが継続しているのです。


日本人は、現在、人を疑うことを前提とした社会で暮らしています。

人を疑い、怖れと不安が蔓延する中で、愛と信頼の絆を断ち切られ、

自分の意志という灯りを持つ事も許されず、

真っ暗闇の中で、前後左右、どちらに進むこともできず、

死を待ちながら彷徨うという生き方を強いられているのです。



現代の日本が抱える社会問題の原因は、社会構造と教育にあります。


なぜ、日本が、平和で豊かな国なのにもかかわらず、自殺者が異常に多いのか。

メンタルダウンして、仕事ができなくなる人が多いのか。

人間関係に問題を抱えて悩む人が多いのか。

それは、戦後から続く、異常な社会構造と教育のせいです。



私たち日本人が、日本人としての誇りを取り戻し、

自分達の力で、愛と信頼を前提にした社会を取り戻す事ができた時、

日本人は、ようやく息を吹き返すことができるのではないでしょうか?


その日が早く来る事を、私は願ってやみません。


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=本日の夢が叶う選択=

『 日本を救う道は、日本人が日本人らしさを取り戻す事。 』

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