こんにちは
大磯町・平塚市・二宮町地域
空き家・空き地パトロール隊です!
お久しぶりのブログ更新です。
寒い日々が続いておりますがいかがお過しでしょうか。
先日、空き家管理のご相談を受けました。
空いてからそれほど月日がたっていないにもかかわらず、
室内のあちこちにカビが繁殖し始めておりました。
この寒い季節にもかかわらず、この繁殖力です。
もう少し気温が上がってきて、梅雨の時期とかだったらちょっと想像したくないですよね。
空き家の管理の大切さが実感できると思います。
何故空き家はすぐに朽ちるのか?
①換気がされない
人が住んでいると、窓を開けたり、換気扇を回したりしますよね。
誰もすまないとこういった換気作業がされなくなるため、カビが繁殖しやすくなります。
カビは湿気が大好きなので、ジメジメした室内はすぐにカビの温床となってしまうのです。
だから換気は重要なんですね。
②水道が使われない
普段何気なく使っている水道も、使わないとすぐに傷みます。
通水されない水道管は錆びてしまったり、下水管にこびりついていた汚れが乾燥して硬化し、
つまりの原因にもなります。
定期的に水を流してあげることも重要なんです。
さらに、下水管から害虫が侵入しやすくなってしまい、家の中に虫が住み着いてしまう恐れがあります。
③掃除、手入れがされない
家に住んでいれば、定期的に掃除機を掛けたり、埃が溜まれば除去したりしますよね。
住まなくなった家は、埃が蓄積し、カビの養分となってどんどんカビが繁殖してしまいます。
カビは一度根が張ってしまうと、除去するのに大変な作業が必要となります。
定期的な掃除で、家を守りましょう。
④修繕がされない
人が住んでいれば、雨漏りや、台風でガラスが割れてしまったり、庭木が倒れてしまったりすれば、
みなさん修繕するでしょう。
しかし、空き家は家の故障や雨漏りに気づかず、放置され続けます。
雨漏りは、家の構造に多大な損傷を与えます。
特に木造の家は木で出来ています。木は水を吸ってしまうとすぐに腐ります。
腐った木は、強度が一気に低下し、地震などに耐えることが出来ません。
下の写真は、建具や室内の壁に白カビが繁殖し始めています。
階段ホールの天井は雨染みのようなシミが有ります。
もし、雨漏りによるシミとなると、すぐに修理しなければ雨水が壁の中を通り、
柱が腐ってしまう恐れがあります。
このまま放置し続ければ、多大な修繕費用がかかってしまう恐れもあります。
みなさんの財産をしっかりと守るためにも、
空き家を放置するのではなく、定期的なメンテナンスが必要なのです。
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