過去にたびたび、女の子が苦手だと公言してきたわたしではありますが、気がつくと、会社に入ってからずっと直属の上司は女、同僚も女なら後輩も女という、女だらけの水着大会ばりの環境で仕事をして参りました(会社の男女比率が半々にもかかわらず!)。取引先など外部で係わる人も、女性の方が多いような……。
プライベートで考えてみても、ブータンはエリさんとの女ふたり旅だったし、女子限定のホテルマジョリカなんかに泊まっちゃってるし、極めつけは、『女ひとり旅読本』というこれまた女だらけの世界に参加してるなんて! もう、女の色香でむせかりそうだーーー!(それはUSO☆)


……これはもしかして、前世からのカルマであり、今回の人生では、女が苦手という性質を克服することが課題になっているのでしょうか?
おかげで、もはやあんまり女子が苦手でもない昨今。むしろ男性に対する免疫がどんどん失われつつあり、このままいくと男性恐怖症になってもおかしくないありさまです。だって最近、男性と何をお話ししていいか分からないのです!(爆) ある種の幼児退行なのでしょうかこれは……。
あっ、でも相変わらずSATC的世界はまぶしすぎて、精神的に締め出しを喰らっている感は常々あります。かわいくておしゃれな女子たちの集いみたいなのは、まあまず呼ばれることもないけれど、苦手なままです。一度、仕事でそういう感じの女子会を“作る”ことになったときは、プレッシャーのあまり前後1週間、胃痛が止まりませんでした(なんというメンタルの弱さ)。たぶん、梨花みたいな人たちに囲まれたら、気後れのあまり、窒息します。
うーん、まあ結局のところ人間そのものが苦手なんですかね(苦笑)。


前置きが長くなりましたが、これは何の記事かというと、12/16に発売された『女ひとり旅読本』の宣伝なのです。分かりづらくてすまんね!
いやー何しろ、発売前に書いた宣伝記事には、見事に1ミリの反響もなく、せっかく書かせていただいたのにこれでは責任を果たせていないのではなかろーか、人選を誤ったということにならないだろーか……と毎日気を揉んでいるのです。
これで、Amazonのレビューに「野ぎくとかいう執筆者の原稿がクソすぎる」なんて書かれた日には、いったいどんな顔して皆さまに会えばいいのか!? ああ、こんなこと書いて言霊が現実化してしまったらどうしよう!?


はっ、宣伝なのにマイナス発言てんこ盛り。。。(いつものことだが)


見本誌が届いた日は、とても非常にすごく緊張して、1時間くらい封を開けられませんでした。
誤植が見つかったらどうしようという心配はもちろんですが、それ以上に、本当にこの言葉で、内容でよかったのだろうかと果てしなく悩むに決まっているからです。
でも、いざページをめくってみたら、他の人の原稿にうまく隠してもらって、自分のアラが目立たないぞ♪
わたしの原稿はともかく、本はかなりボリューミーで充実の内容だと思うの! 本文、マンガ、コラム、アンケートと要素満載! 雑誌的なつくりでどこからでも読めて、どこからでも楽しめる! 野ぎくの原稿で目が汚れても、女子大生たちのさわやかな文章が洗い流してくれる!(笑)前回のイベントでご一緒した片野ゆかさんやきょきーとさん(片岡恭子さん)の寄稿も読めますよ!


山田さんブログには、制作秘話(?)がいろいろ紹介されていて、そんな苦労やアイデアがあったのか~と胸がじーんとします。
校正段階から薄々気づいていましたが……これはめちゃくちゃ編集の大変な本です。編集者のはしくれたるわたしも、この本をやれと云われたら荷が重すぎて無理です。それくらい、気の遠くなるような編集作業の賜物だと思います。
カバーに使われている赤色の話は、なるほど~!と何度もうなづいてしまいました。「女ひとり旅の、かわいいだけじゃなくて、どこか強い感じ」というのは、まさにあの赤に表象されていて、とても素敵な色だと思います。



ちゅうことで、どうぞよろしくお願いしますねホントに! Amazonでも買えます。
しかし、Amazonのランキングってすんごい変動するのね……。まるでデイトレだわ。
http://www.amazon.co.jp/%E6%B1%BA%E5%AE%9A%E7%89%88-%E5%A5%B3%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E6%97%85%E8%AA%AD%E6%9C%AC-%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E6%97%85%E6%B4%BB%E6%80%A7%E5%8C%96%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A%E7%B7%A8/dp/4575303720/ref=sr_1_4?ie=UTF8&qid=1322804187&sr=8-4


さらに詳しいことは、山田さんのブログをご覧ください。
年明けにはいろいろイベントもあるみたいですよ~(って、他人事みたいに…)。
http://hitoritabiyamada.seesaa.net/