最近、どうも悶々としてしまって、いけません。
悶々と云っても、性欲がたまっているわけではなくて(若干たまってるかも)、どうにもこう、頭と心がスッキリしないという意味です。鬱というのでもないけれど、少なくとも楽しい気分ではありません。


また、ここのところ、やたら睡眠時間が長くて、最低でも8時間、ヘタしたら、12時間以上も平気で眠っています。真面目な社会人のみなさまに殺されそうなほどの眠りっぷりです。
まあ、生理前現象かなとは思いますが、ここのところ、あれこれ気に病むことや、腹立たしいことが重なったもので(つまらんことです)、それを忘れたい、眠って違う世界で生きたいという無意識の欲求、つまりは逃避なのかも知れません。
なんかもう、このまま俳人、いや廃人になってしまうのではないかと、ちょっと心配ですが…。


そんな中、面接を受けてきました。
契約社員なので、面接と云ってもそれほどいかめしいものでもなく、30代前半と思しき編集の男性との、1対1でした。
もともと旅行雑誌にいた人で、世界一周の話にもそれなりに突っ込んでくれて、話はまあ、わりとスムースに流れていったのではないかと思います。


受け答えに若干困ったところもありましたね。
何で結婚雑誌を志望したのかについては、一応答えを用意してきていたので、恥ずかしながら一席ぶったわけですが、そこから「それは、○○さんにとっては、何か幸福を感じられることなのでしょうか?」みたいな質問が続いたのには、相当困りました。
幸福ですかあ。うーん、答えにくい質問…。つまりは、その仕事がわたしにどういうやりがいをもたらすか、てなことだと思うのですが…この辺はかなり抽象的にしか答えられませんでした。

だって、もうわたしは仕事に過剰な幸福は求めないつもりなのです。自分の力(というものがあるなら)を一番出せるのは、”何の制約もない状態で子供のようにものを書くこと”以外、今のところ思いつかないんですよねえ…
なんて話はもちろんしていません。バカみたいなので。


あと、「どういう雰囲気の職場で働きたいか」という質問に、これまた抽象的に「風通しのよい職場」と答えて突っ込まれ、自ら墓穴を掘りそうに…。
苦し紛れに、前の職場がわりとワンマンだったので…とつなげましたが、自分の云いたかったこととは、やや外れてしまいました。
雰囲気というのは、それこそ抽象的なものでしかないと思うし、具体的に「ドラマなんかに出て来そうな、広くて明るい職場」なんて云うのも頭が悪そうだし(笑。でもこれは本音)で、これを書いていても今ひとついい答えが浮かんできませんね。


最後に云いたいことはありますか、と云われたのも困ったのですが、長い旅をしていたことが、就職活動でプラスになるかマイナスになるかが分からない、多分殆どは『遊んでただけじゃないか』ということでマイナスに働くと思う、だからどうアピールしていいのか、正直難しいです、と話して、それに対しては、わりと好意的な返答をいただきました。


まあそんな感じで、終始和やかな、笑いもありの(ホンマか?)面接ではあったのですが、こういうことでヘタに「手ごたえがあった」なんて思うと、それは勘違いもいいとこだったりするんですよねえ(笑)。
話が弾むのと、面接の合否はあんまり関係ない気がします。
聞けばどうやら、100人近くの応募があるとかで(!)、まあ現実的に考えたらほぼムリでしょうね。そんなに自分を存分にアピール出来たとも思えないし、わたしより価値のある人は、100人もいればそりゃーナンボでもいるでしょう。
それに、ぶっちゃけ、どーしてもしがみつかないといけない程、絶対にやりたい媒体かと云われると、即答できないしなー…。


全体的な反省としては、あまりにも仕事から長く離れているので、どうも答えが抽象的になってしまうということかなあ…。
これは、志望書書きにも云えることなんですよね。あんまり大学時代と内容が変わってないような;
一般的な社会人としての思考能力が、わたしには致命的に欠けているように思えてなりません。


まあ、結果は10日後くらいとのことなので、『ドグラ・マグラ』でも読んで、暗い気持ちになりながら静かに待つことにします。
そんでまた、ネットで地道に求人探そうっと…。