よく考えたら、ライブの内容なんか書いても、ここの読者の人にはあんまり興味ないだろうなーとは思うんですけども、まあおひまな方、チュートリアル好きの方はどうぞということで、ひとつよろしくお願いいたします。


ライブは夜9時45分からと、かなり遅めのスタート。
韓国鍋屋でだらだらと喋ってしまったわたしと友は、トイレでの着替え(→ロリ服)もあって、開演ギリギリの入場になってしまいました。


何やお正月によく耳にする♪ちゃん、ちゃらららららら~んという琴の音(字にすると分かりにくいな)が流れ出し、幕が開きました。
舞台上には、袴姿のチュートリアルが、いろはかるたを挟んで向かい合って座っています。
うおー、舞台近っ!!!チュートリアルが等身大!!そして…徳井様、めちゃ男前やっ!(笑)


オープニングは、3回勝負のかるた取りで、負けた方が、恥ずかしいVTRを流されるというもの。負けたのは徳井様で、実家にたまっているアダルトビデオを、妹とじいちゃんが手にして、ほのぼのと「おにーちゃん、これどないしよー。おじーちゃんが使うわけにいかへんしなー」とか云うてました。


それから漫才。わたしは見たことのない、冷蔵庫のネタでした。新作かな?
構成的には、M‐1のバーベキューネタに似ていて、新しい冷蔵庫を買った福田くんに、徳井様が気持ち悪いほど興奮するというもの。
「お、お前、その冷蔵庫に一番最初に何を入れるんや!?」(←徳井様の顔、何か憑いてるんちゃうかというくらい本気)
「はあ?そんなん、何でもええんちゃうの」
「(すごい剣幕で)あかーーーん!!!そんなことじゃあかんねん!!!」」
「お前しんどいわ、そのノリ」
忠実な再現ではないけど、こんな感じ。


その後、「マジレンジャー」とかいう戦隊もののオープニングにチュートリアルが混じるというVTRが流れ、そこからフリートークへ突入。
ラジオを聴いていて思うんですが、このコンビはフリートークが上手い。やっぱり幼馴染でコンビ仲がいい、というのは大きいでしょうねえ。安心して聞いていられるんですねえ。


主な内容は、仕事で博多に行ったときの話でした。
2人は仕事後は別行動していたのですが、誰とも話さず一人になりたかった福田くんが、屋台で料理を待つ間一心不乱にPSPをやっていて、地元の客に顰蹙を買ったという話が面白かったな。
「あんた博多に何しに来たと?!」とカラむ客に対し、
「ゲームです」と断言する福田くん。
のみならず、自分はソニーの社員で、全国各地の色んな場所でPSPをやって人の反応をリサーチする仕事をやっていて、明日は沖縄のビーチでやるんですよ!などと、無茶な出まかせをヌケヌケと云うあたり、実は徳井様より頭おかしいかも?と認識を新たにしました(笑)。
また地元の素朴な(笑)人々は、その話をまるっきり信じたというからウケますね。やるな、博多民。


トークが一段落すると、2人して健康診断に行ったときのドキュメンタリーフィルム(んな大げさな)が流れました。
これには伏線があって、福田くんが身体壊しかねないくらいの大酒呑みなんですよ。それで、果たして福田の身体はホンマに大丈夫なんか?というのが、チュートリアルファンの間で大きな論点になっているということで、このVTRなわけですね(少々ムリな解説)。


そして、本人たちも知らない(らしい)診断結果が舞台上で発表され、やっぱり福田くんの身体は危険信号が点滅しかけているということが判明。徳井様は健康体でした。よかったね。
まあでも、まだ若いから、今すぐどうこうなるワケでもなさそうですけどねえ…って、そうなってからでは遅いっちゅーの。


…といったところで、1時間10分少々で、ライブはお開きになりました。


昨日までの気合は何やったんや?と思うくらい、終わってみればあっという間で、その反動か、帰り道はえらく放心してしまって(笑)、友人に「どうしたん?全然喋らへんやん」と訝しがられてしまいました。


いやーしかしあれですね、生で舞台を見るというのは不思議な感じですよね。
2人ともテレビとまったく同じなので、テレビを見ているような気にもなってくるし、でも漫才中にツバが飛んだりするのを見ると「ああ、リアルだ…」とか思うし(笑)。
現実と虚構の間にいるような心持で見ていました。
まあねえ、生で見るとは云え、やっぱりそこは芸能人で、あちら側の世界の人なんやなあ…と思いましたね。舞台上の徳井様と目が合うとか、ぜんっぜんありえへんし(笑)。アホみたいに2人してロリロリで参上したわたしと友って、一体…って感じ(苦笑)。


この頃は規制も厳しくなったのか、出待ちの子というのも見かけなかったなあ…って、もしかしたら、まったく見当違いのところにいるのかも知れませんけど。
今はなき心斎橋2丁目劇場では、芸人さんたちが普っ通~にわれわれと同じ出口から出て来ていたので、ジャリズムの山下とか千原Jrとか見られたもんなあ(Jrチャリンコで帰っとった)。
まあ、繁華街の中ですから周りに迷惑はかかりますけど、あの盛り上がりって何か楽しかったなあ、と、そこはかとなくノスタルジーを覚えます。


舞台の上でも、そらもうめちゃめちゃカッコいいのですが(友達の感想の一言目は「徳井カッコええなー」でした)、いつかは梅田か難波あたりですれ違って、ほんまもんのリアル徳井様にお会いしたいものですねー。そんでサインもらって、二言三言喋って、2ショットの写真撮ってもらったら、2006年度の目標はもう達成やわ(←ちっさい)。


ちなみに、舞台後のアンケートで、「チュートリアルの2人に今後してほしいこと」という欄に、「一緒に鍋して下さい」とヌケヌケと書いた友…いや、意味違うやろ;でもわたしもマネした(笑)。でもさすがにそこにメアドとかは書けない、常識人のわたくしなのでした。ほんまに知り合おうと思ったら、それくらい図々しくないとあかんやろなー…。


しかし次の単独ライブ東京って…それまでに東京で就職すっか?(笑)