2006年1月18日。
それは、わたしが待ちに待ちこがれた、あの日……


そう、チュートリアルの単独ライブだっ!!!


単独ライブがあるのを知ったのが、昨11月でした。
当時は、「ううむ…来年の1月か。就職して東京に行っている可能性があるな。就職後いきなり休むワケにはいかんからなあ…とりあえず法事ということにして、あらかじめ入社前に休むことを伝えておいて、前日に夜行バスで大阪に帰るか…」
などと頭を痛めていたのですが、フタを空けてみれば、相変わらずの無職♪18日も無職♪明日も明後日も明々後日も無職♪(何の歌?)
というわけで、悩む必要など1ミリもなかったんですね(汗)。


チケット発売が12月4日(例の授賞式の日)朝10時からだったんですが、わたしは10時ちょうどに駅前のローソンに出向き、ロッピーでチケットを探すという気合の入れ様。
そうしたら何とっ、B列つまり前から2列目が取れてしまったのです!きゃあああっ!
んもう朝からテンション上がりまくり。友人にも早速メールして、この快挙(笑)を喜び合いました。


その日から、ああその日から、指折り数えていったいどれほどこの日を待っていたことでしょうか…。


そう大きくはないうめだ花月の劇場で、前から2列目ということは、生チュートリアルが相当近いということ、それはつまり、チュートリアルからもわたしたちが見える距離にあるということ……。見てるワケないやろ!というツッコミは、この際無視。完璧に無視じゃっ!
わたしと友人は、1週間くらい前から、
「ちょっとー、どんな服装で行くよ?」
「とりあえず何でもいいから目立った方がいいんちゃう?」
と、お前らがライブすんのかい!とツッコみたくなるような、間違った気合の入れ方をしておりました。


で、
①旅で収集した民族衣装(袈裟とかサリーとか…)
②ロリータ
のどっちで行くかを話し合った結果、袈裟はあまりにもナニやろということで、②のロリータに決定。

しかし、本来はこの友は、めったに奇抜な服装などしない、ましてロリでもない、ごくごく普通の29歳女子。
なのでわたしがロリな服を貸し出すことになったのですが、わたしはそこでフト考えるのです。

何故なら友は美人。彼女がロリ服なんぞ着たら、マジでお人形やないけ。日本の伝統・一重まぶたを誇るウォーズマン顔のわたしが、同じ格好をしたら歴然たる差がつくのでは…。というかそもそも、ロリ服が似合う顔じゃないやろお前は…。


…という心の狭さは、別の友人に打ち明けつつ(笑)、でも今さらそんな理由でお互い普通の服で行くというのも悲しい(?)ので、ライブ前日、わが家で衣装合わせすることに。
わたしはロリと云っても、バリバリのロリではなく、小心かつ貧乏なので、なるべく長く着られそうなデザインしか買わないの。そりゃ、平均的29歳女子にしたらブリブリな服ばっかだけど…。友はロリ服というと、もっとメイドちっくなのばっかりかと思っていたらしい。まあお店には、そういうのたくさん置いてますよね。
やっぱりここは、もっともロリっぽい服装に…ということになり、友には「メタモルフォーゼ」(※ロリブランド)の上下を一式貸し出し。わたしも同じくメタモルの、多分手持ちの服の中で一番ロリなスカートとその他で行くことになりました。


それでもつい、「こうなったら、『VISIBLE』あたりのものすっごいフリル満載のワンピースを、とりあえずカードで買って、またバイトするか…」などと、思わずネットでカタログを見てしまうわたしなのでありました…狂ってるな;どんだけ目立ちたいねん;


翌日、つーのはライブ当日ですが、友がロリ服一式をかばんに入れて出勤しようとすると、お母さんに「あんたそのコスプレみたいな服…いったい今日はどこに行くの?」と驚き見咎められたらしい…。
「何で?かわいいやん♪」と云う友に、母上はますます困惑し、
「あんた…もう30前やねんで…」と深くため息をついたそうな…。
しかしそこで友は「○○(わたし)から借りた」と云ったので、わたしは相当イタイ子ちゃんと思われたことだろうな…いや前から思われてるか…?


思えばわたしも、昔は家族に「何やその服!?」とか云われたもんですが、父ちゃんもすっかり見慣れたのか、何にもコメントしなくなりましたね(笑)。


…っと、ライブの話を書くはずが、まだライブまで行ってねー;


ちなみに、今回のブログタイトルが、単独ライブのタイトルです。
酒びたりエロス。酒びたり=福ちゃん、エロス=徳井様、という、お互いの特徴?を表したタイトルなんですが、すごく語呂がいいですよね。何か妙~にそそるし。


てことで、次回に続きます♪