ふと気を抜くと、更新が滞りますね。
更新もそうですが、就職活動もすっかり滞っているというか、○島社に出してから、何もやってないな…。


何でそんなにだらだらしてんのさ?さっさとどこでもいいから就職すればいいじゃん!と歯痒く思われる方も多数おられることでしょう。わたしが読者だったら、そう思うよ(笑)。
ダメ人間であることをえんえんと全国にさらすのもしょーもないし、大人しく、無難に「おみやげブログ」でも書き綴っているのがいいのかも知れませんが(笑)、何せ露出狂だからさー、わざわざ書かんでもいいことを書いてしまうんですよねえ。困ったもんです、ほんと。


だらだらしているのには、多種多様な理由(言い訳)がありますが、そのひとつが、「東京に出るか、大阪に残るかで悩んでいる」ということです。
とりあえず、ここを決めないと次のコマに進めない…こともないのでしょうが、これが就職活動を鈍らせている大きな原因のひとつなのです。


かねてから書いているように、わたしの志望は出版社です。
しかし、出版社の数は、東京9に対して大阪1と云われるくらい、圧倒的に東京に集中しています。大阪は、日本第2の都市でありながら、出版に関しては沖縄よりもはるかに層が薄いという話も聞いたことがあります。
そのような事情から、やはり出版社で仕事をしたいなら、東京に行った方がチャンスは多いのです。


しかし、それが分かっていながら、わたしは、東京に出る決心が未だつきません。


人生初の一人暮らし(そうなんですよ)に対する不安というのもありますが、家を離れること自体への踏ん切りがつかないのです。3年半も海外にいてよく云うよ…と思いますが、だからこそ、です。だからこそ、今、家を離れるのは、何だかためらわれるのです。
そもそも、同じように家を離れるにしても、旅と定住では大きく違うのではないでしょうか。旅はいずれ”家に帰る”ことが前提だけど、定住の場合、生活の基盤ごとよそに移すことになるわけですから…。


我が家は、母親が数年前に亡くなり、弟は今年から仕事で京都に住んでいます。今は、父ちゃんとわたしとの二人暮しで、時々、和歌山にいる伯母が家に来てくれています。
伯母はいずれ帰るので、わたしがもし家を出たら、父ちゃんは一人です。まあ、父ちゃんはいい大人なんだから(笑)、わたしが東京に行ったとしても、一人で暮らしていくだろうし、下手したら電撃再婚とかだってあるかも知れません(多分ないけど)。父ちゃんには父ちゃんの人生があるし、わたしだってそうです。


でも、わざわざ離れなくてもいい家族が離れるのはどうなんだろう?という気もしましてね…。
だって、わたしが大阪で働けば、一緒に住めるし、一軒家でぬくぬくと暮らしていけるし、そうしたらまた旅の資金も貯められるし(笑)、いいことはいっぱいあるわけですよ。
片や東京に出るメリットと云ったら、出版社で働くチャンスがあるというそれだけ。でも、たったその一点だけが、非常に重要な点ではあるんですけど…。


長い旅からやっと帰ってきたばかりで、またその足で東京に、というのがどうも後ろめたいんですよね。
おこがましいけれど、もうしばらくは父ちゃんと一緒に暮らしてあげたいな、と思うのです。別にファザコンじゃないんですが。


”東京を取るか、大阪を取るか”という選択は、云いかえれば、”仕事を取るか、家族を取るか”ということになるのかな…って、んな大げさな。
まあ、東京でそれなりの仕事が見つかっていれば踏ん切りもつくけれど、今の状況だと、まず東京に出てゲリラ的に出版社を当たるしか、方法がないんだものな…。


この話、どうやら長くなりそうなので、続きは次回にいたします。