(秋なので、背景を変えてみました)


昨日9月30日は、何を隠そうわたしの誕生日でした!
誰も知らないので、自分で書くというこの空しさ…秋風が身にしみます。
しかし、こう書くと、読んだ人に祝ってくれと暗に強要しているみたいですね…決してそんなつもりじゃないので、気を遣ってコメント欄に「おめでとうございます」なんて書かなくていいです。ホントです。


そんな、わたしと、わたしと同じ誕生日の人にとってだけ大切な、記念すべき日の幕開けは、毎度おなじみ…履歴書作成!パチパチパチ(泣)しかも、下痢のおまけつきでぇす♪


前日29日、それは阪神が優勝した日で、ついついテレビで祝勝会などを見てしまい、結局履歴書は仕上がりませんでした。
深く反省したので、翌朝いつもより早起きして(っても9時過ぎだが)履歴書との熾烈なる格闘です。
消印有効だから、今日中に出せばいいのですが、何と、こんな日に限ってまた、夜はライブを見に行くという予定が入っているのでした(爆死)。いつもヒマなくせに…。
5時半に京都で友人と待ち合わせなので、少なくとも4時半には家を出なければなりませぬ。つまり、それが本日のタイムリミットなのです。


さて、今回のお品書きは以下のとおりです。

・転職の動機・理由(7行)
・これまでに在籍した企業または組織で取り組んだこと、得たこと、学んだことを具体的に(11行)
・上記のことを○日新聞社でどう生かすか?(取り組みたい仕事やテーマなど)(13行)
・上記のこと以外で力を入れてきたことは何か?(11行)


前回の○学館よりは枚数も少ないし、オーソドックスな内容です。
ただ、行数が多い…。なんつってもしんどいのは、「これまでに在籍した企業で…」ってやつです。退社したのは、もう4年?5年近く前のことなのです。
わたしにとっては、昔の仕事よりも旅のことを書きたい。今のわたしには、そちらがPRすべきことなのです…というか、それしかPRできることがない。今さら、23、4の頃の仕事について語ることなんて…そりゃないわけじゃないけどさ…。


しかしまあ、もがきながら何とか完成し、封筒に詰める前に、念のため募集要項を読み返してみました。
すると、このよーなことが書いてありました。
「新聞社・放送局・出版社での取材記者経験が2年以上ある場合は、
①取材歴の説明(A41枚)
②主な記事のコピーを5点程度(短文の説明を入れる)
提出のこと。


…うそお。


②は前回の○売のときに、だいたいセレクトしてあるのでよいとしても、取材歴を書けとは…。まったく予想してなかった展開だ…ていうか、ちゃんと読んどけよボケ!
現在の時刻、2時20分。間に合うのかよ!?
フォームがあるワケでもなし、自由形式でどうやってまとめたらいいんだろうか…。
それにだよ、もう5年以上も前にやった仕事のことなんて、ほとんど忘れてるっつの!ちっこい会社だったから、あれもこれもそれもどれもやってたんだ!どのコーナー担当したかなんて、もはやうろ覚えだよ。でかいインタビューや特集はともかくさあ…。


それでも、ここまで来て、やらないワケにはいきません。
とりあえず、勤めていた雑誌を全冊引っ張り出し、ものすごい速さで目を通しました。

家にプリンターがないから手書きです。

もはや何の計画性もなく、仕事した媒体の名前(旅中の某ガイドブックのことも一応書いた)と、インタビューした人、雑誌の担当ページや特集などを並べ、何とかA4用紙1枚を埋めました。この時点でもう4時前だ!


そして今から、記事コピーも取りに行かなきゃいけないんだ!コンビニが徒歩圏内にないんだよ!

自転車をぶっ飛ばしてコンビニに行ったのはいいけれど、何と、雑誌を1冊忘れてきてしまいました。このドアホがあーーー!!!泣く泣く家に帰り、雑誌を抱えてまたコンビニへ…もうイヤだ。自分がイヤだ。
友達に「15分くらい遅れるかも知れん」と電話し、猛烈なラストスパートをかけて、何とか4時半に完成!かなりムリヤリだが!
あー、今すぐ寝たい…。布団に倒れこみたい…。


衰弱しきった脳と身体を引きずるようにして家を出、郵便局で無事提出したのち、やっとのことで電車に乗って揺られること40分、河原町へ到着しました。
待ち合わせていた友達は、開口一番「あんた、エライ疲れてるで…」やっぱり?


というわけで、1日の7割を、履歴書作成というあまりにも悲しい作業に費やしてしまいました…ああ、何てサツバツとした誕生日なんだろう…20代ラストイヤー、こんな幕開けでいいのか?!


しかしほんま、履歴書書いてると、鬱になりますね…。
だって、書けば書くほど「しょーもないゴタク並べとんなー…」って思ってしまうんだもの。HPの原稿を書くように、のびのびと、自分をうまく(?)出せればいいのにと思うけれど、どうしても出来ない。書けば書くほど、ウソくさくなってくる。会社に媚びるつもりなんかないのに、気がつくと萎縮している。
そうしているうちに、いったい自分が何がしたいのか、本当にその会社に行きたいのか、よく分からなくなってきて、履歴書を破り捨てたくなります。でも、貧乏性でセコいから、とりあえず、出すだけは出すのです。そして、二度と見直しません(次回の履歴書を書くまでは)。