2024.6.30(日)

 風雨が強く、予定のジェットフォイルが欠航のため、行き先を変更してフエリーでの移動となりました。福江港を出て北方の奈良尾港に向かいます。

二日間でしたが 福江島にはお世話になりました。

 

 

福江島を後にして 新上五島へ向かいます。

 

 

大小さまざまな島が見えます。港の賑わいが感じられるところもあります。


『五島列島は、新上五島町(上五島エリア)と五島市(下五島エリア)に大きく分かれます。五島列島は、南から福江島、久賀島、奈留島、若松島、中通島の5つの大きな島を中心に、140余りの島からなり、西海国立公園の指定エリアにある、美しい自然と歴史に彩られた島々です。』

 

奈良尾港はその中通島の南端辺りにあります。島の形が大きな十文字の様です。真っすぐ北に向かって北西方向にある塩を作る工場を見学しました。

 

矢堅目の塩と言い、最初の火入れから10時間(・・?経過して出来るのが

大粒の塩で、その後時間を掛けると普段見慣れた塩の粒子になるそうです。

 

 その後、「青砂ヶ浦天主堂」に行きました。

 

 

教会の正面を見ていると、壁に丸に十の文字があることに気づきました。

それって薩摩藩の印では?とガイドさんに聞きました。「よくそう聞かれますが 十字 キリスト教です。」とのことでした。(勘違い その②)

 

 見学の工程をすべて終え、再び奈良尾港に戻りました。そして昼食は近くの料理屋さんです。それまでバスの中での弁当ばかりでしたので楽しみでした。海鮮に加え五島うどん(鬼うどん)もありました。少し多いなと思いながらも完食しました。

  椿のようじ入れ

 その後、フェリーで長崎港まで2時間半の航海です。船内では、大きな仕切りはあるものの、板の間に枕と毛布があるのをそれぞれ手にして、各々ゴロンと寝転んで過ごします。横になってみると、船の振動と揺れが体にもろに伝わってきます。ついさっき昼食をとったばかりなので、少し横になっただけで、船酔いしてしまいました。

慌てて、甲板の椅子に座りひたすら風と波しぶきを浴びて回復に努めました。長かった長崎港までの船旅でした。その後、空港に向かいますが、まさか旅の終わりにこんなことが起ころうとは思っていませんでした。

天候が不順で、飛行機が離陸しても先の飛行場で着陸できなければ引き返すこともあると聞いてはいましたが、荷物も預けて何とか搭乗ゲートに着き、さあやっと乗れると思っていたら、「お知らせします。〇〇便は欠航します。」というアナウンスがありました。さてどうしたものかと思案するばかりですが、そんな中添乗員さんが、それぞれの意向を確認して今晩の宿を手配して下さいました。(よく取れたことと感心しました。)そして、関西組の4人の中で一番テキパキの方が、翌日の飛行機のチケットを手配してくれました。

結局、今晩のホテル料金は個人負担ですが、空港の長椅子で一晩過ごすよりは全然良いと思えました。

 

なんという偶然でしょう❕ 割り当てられた私の部屋番号が

自宅のマンションの部屋番号と一緒ではありませんか❣

予定外の利用でしたが、とても雰囲気のいい 素敵なホテルでした。

 

初めての体験や、ハプニング有り、素敵な出会いやら満載の3日間+αの旅行でした。

お世話になったみなさん ありがとうございました。