2024.06.15(土)
きょうようがない 私(今日は ねばならない用事がない・・の意)
朝刊の奈良版を見ると、
あ 見たい! 行ってみよう❕ 曇り空で外も動きやすそうでした。
先ず、どの順番で行くのが良いかと地図を見ながらで目星を付けます。
一番 桜井市の長谷寺→二番 明日香村の岡寺→三番目 高取町の壷阪寺の予定で。
桜井に行くなら、以前 歌声喫茶の体験に行った「マジックマレット」で昼ご飯を食べようと向かいました。木彫りの鹿の居るところです。
タイレッドカレー(中辛) 少し辛みがありますが 食べやすく美味しかったです。
左上の 野菜サラダも とても美味しくて お代わりしたいくらいでした。
龍のオブジェなど 凝った置物がいろいろあり また、小物雑貨も見逃せないです。
サービスがきめ細かく とても居心地が良かったです。
これは、写真の向きを間違えているわけではありません。
5階建てのビルに延びる”つる性植物” その生命力にびっくりします!
美味しいご飯を頂いて、本日のメインイベントに取り掛かりましょう。
長谷寺に付いて、車を参道の手前の駐車場に止めて歩き出してから なにこれ?と思ったのは、狭い参道が車の大渋滞に陥っている。その横をスタスタと歩くのは心地よいものの 渋滞から抜け出せない車が気の毒になりました。
長谷寺に向かう途中で
今まで聞いたことがない神社ながら、てっぺんで長谷寺へ通じていると聞いてちょっと寄り道(失礼しました)するくらいの気持ちでしたが これがなかなかの曲者(失礼しました)。
右上に見える欄干越しに見える小川は清々しい
ここまではよかったのですが、その後予想だにしない難関が待っていました。
本殿に着くまでに なんと300段ほどの急坂が待っていたのです。
やっと 踏破(失礼)しましたが、久しぶりに汗びっしょりかきました。
お参りした後 山の小道や足場の悪い階段をおりていくと、向こうの山の上の方に長谷寺の本殿が見えてきました。
地図で見ると近いですが、300段登った分 歩いて降りなければなりません。
中に入ると やはり この混雑がありました。
超 超 長蛇の列です。
この行列は、何のためですか?と警備の方に聞いたら「ハートの形になっている紫陽花を見るために並んでいる。」とのこと。で、右側は空いているのはなぜですか?と聞くと「本堂の大観音拝観の人は右側を通る。」それを聞いて、飛び上がらんばかりに嬉しくなって 大行列を横目にスタスタと登り本堂に着きました。
生まれて初めてお目にかかります。
受付に行くと、「塗香」を左手にほんの少し置いてくださり、「両手を合わせて香りを摺り込んで下さい。」と仰います。その後、「五色線」を賜りました。
そして いよいよ本堂にはいり「十一面観音菩薩」を拝観しました。
本堂に入ってすぐ近くに 高さ10mほどの立像が迫り 圧倒されます。案内の方が「御足に触れてもいいですよ。」「両足とも触れるとなおご利益があるそうです。」と仰るので 心を込めて両手で左右の御足に触れさせていただきました。こんな経験は初めてです。まさか直接、素手で触れることが出来るとは思いもしませんでした。
すがすがしい気持ちで境内を散策していると
植物の自然な佇まいが とても心地よく感じられました。
予定より長く長谷寺にいたので、時間が無くなりました。(どこも概ね5時まで)
残りの2寺のうちの「岡寺」に行くことにしました。
初めて 岡寺に来ました。この風景から「ここが 紫陽花で有名なお寺?」と思いながら境内に入りました。
先を急ぎ ここはほとんど見ないままでしたが、帰りに足を踏み入れてびっくりしました。紫陽花の栽培地のようです。
おびただしい はな はな が現れました。
奥の鳥居の右側には、祠があり 奥に美しい仏像が一尊ありました。
お参りをして外に出てきたら、外にいた男性の方が「ここは 余り知られていないパワースポットなんだよ。」と。そして、木に巻き付く太いツルを覗き込んでいると「それは ツルアジサイ」と教えて下さいました。
他の見物の方が、足元の紫陽花ばかり写真を撮っているので、聞いたばかりの「ツルアジサイ」を数人の方にも教えてあげました。はじめて見た・・と見上げていました。
久しぶりに聞いた「つるべ」 実際に井戸の水を汲んで手を洗いました。
そして、圧倒的な数の多さと見慣れない花のオンパレード
不思議な花の色
ダブっているのもあるかも・・
見物の方はそれほど多くなく、ゆっくりと心置きなく花見を楽しみました。
紫陽花の寺といえば、ほとんどの人が「長谷寺」と思っているし、私もそうでした。
岡寺の花の種類の多さと美しさを、多くの人に知ってほしいと思いました。
外国の方も数人お見掛けしました。会話は残念ながらできませんが、唯一私ができることは スマホのシャッターを押してあげること位。 かたことの「ありがとうございます。」に嬉しくなって 何組かの方の手伝いをしました。
岡寺の参拝時間をオーバーして、来た道を変更しないとならず、駐車した場所が分からなくなりました。おおよその見当を付けて坂道を降りても駐車場が見当たらず、携帯のマップを頼りにウロウロすることになりましたが、山からの降り口がわかりほっとしました。当然、広い駐車場には一台しか止まっていません。入口にいたおっちゃんに「もしかして 心配をおかけしました?」と声を掛けたら 即 「いいや~ 」って。
思いがけず 早速「五色線」のご加護を頂きました。
ありがとうございました。
予想しない歩行距離と 急坂の階段の上り下りで 今日は 12000歩❕