2024.05.19(日)

 

 待ちに待った発表会の日

この日にかける思いはそれぞれに多少の違いはあるでしょうが、一番は「みんなで一緒に頑張って練習してきた成果を存分に出したい❣」でしょう。

 この日は私にとっては、冒険のスタートでもあります。充分に備品の準備は出来ている筈です。

 グループのみんなとは別行動で会場に向かうべく 7時には出発しました。昨年も同じ三木山に行きましたし、今回の車載ナビには全幅の信頼を寄せていますので、言われるまま走行すれば大丈夫と思いました。道中ほぼ問題なく9時前には到着し、他のメンバーとも合流できました。

 兵庫県立三木山森林公園内です。高台にあり、名前の通り緑と自然がいっぱいです。

 

 

        

          蓮の花が色とりどりに咲いています。              

 気を引き締めて いざゆかん !!

                

 

 私たちグループの出番は、26番目と38番目で、それぞれ2曲ずつ演奏します。昨年は同じ会場ながら、他の演奏を聴き眺めているだけでしたのでそれなりに楽しめましたが、今年はそのステージに立つことの緊張感もありながら ワクワクする気持ちもありました。

 結果 演奏の出来は まぁまぁかな。ウインク  (ちょっとだけ 間違えたとこあったけど) 楽しめたこと で  バンザイ 🙌🙌🙌

 今回の演奏会では、先輩の方二人が急遽出られないことになって、その方のパートをロべちゃん先生が代わりに持たれました。曲についてはよくご存じとはいえ、他のグループの演奏の補助もされているので大変だったと思います。

でも さすが! 大変さを絶対口にされないのは 超人級❕ 👏パチ👏パチ

 

 フォルクローレという音楽に出会えたこと、ステージで演奏するという稀有な体験を積めることに感謝します。ありがとうございます。

 

 演奏終了とともに 皆さんとは別れて 一人で放浪の旅にでます。

兵庫県の三木市まで来て、そのまま帰宅するのは ”もったいない❣” と 淡路島に向かうと計画していました。今回の旅でやりたいこと三つ

 《一つ目》 車中泊を体験したい

   《二つ目》 淡路島を一周してみたい

     《三つ目》 淡路七福神巡りをしてみたい

       あわよくば 美味しい「海鮮丼」をたべたい  以上

 

 

 一つ目について

 昨年 車を買い替えた時、長距離のドライブを楽しみ、場合によっては今はやりの車中泊をやってみたいと思っていました。今回それを体験しようと、必要な備品は積み込み用意はしていて 宿の手配はしていませんでした。

( しかし、その時がくると 出来ない言い訳が出てきました。雨が降ってるし、泊れそうな「道の駅」は夜7時を過ぎると店を閉めていくし、今更温泉を探して風呂だけはいってもな~ 暗くなってきたな~ 今から 暗い広場で車を開け閉めして支度すると怪しまれる? などなど )

 ままよ 先ずはお腹を満たそうと見つけた”海鮮”の文字に惹かれて店に入りました。美味しい海鮮丼が食べられると思って入った寿司屋さんでした。が、期待に反して あまり美味しいとは思えなかった。ご飯は小さく(これはいい)、ネタまでも薄くて小さい。回転レーンで遊びすぎてるネタ達。それでも一皿 400円から500円もするのです。その中で 唯一アサリの味噌汁は美味しかったです。ここの厨房には不思議と女性が多いのが珍しい。

少し食事にはがっかりしたけど、入店の時に旅行冊子を持って入り、何気なく開いたページ(本当にぱらっと開いた)左側に日帰り温泉の案内があり、(その中の一つが気になっていて この温泉に入れたらいいな・・と思って印を入れていた。)そして、右ページに目を移して何気に最初に目に入った宿 「東浦サンパーク」。 合宿や研修施設で素泊まり 4,500円からって。温泉を併設しているそうで、そこが印を付けていた温泉の事らしいことがわかり あまりの繋がりに唖然としました。夜の7時半ごろにダメ元で電話をしたら「空きがありますので大丈夫です。」との事。近かったのでほどなく到着し、受付へいくと「別館のほうになります。」と言われ、前金を払ってカギを預かり言われた建物の方に行くと そこが「天然温泉 東浦花の湯」でその二階が宿泊所でした。温泉は、家族連れなどで賑わっていました。

勿論、温泉は宿泊料に入っています。あまり大きくはないけどまったりとして滑らかなお湯です。露天風呂で足を延ばしていると、入ってこられた数人の方が慣れた様子なので、「地元の方ですか?」と声をかけたらその中の一人が「うん 毎日きてるわ」と仰り、私は奈良から来ましたと言ったらびっくりした様子でした。聞けば 奈良の高取の出身とのことで、地元の懐かしい地名が飛び交い懐かしいな・・ 帰りたいけど早々には行き来しにくい場所やし・・ などいろいろな話ができました。「気いつけて運転して帰ってね。」と言って下さいました。宿泊所は、和室6畳とトイレ、風呂(大きいバスタブ付き)、洗面所と普通の温泉旅館と何ら遜色ない設備で 3人部屋みたいでした。いろんな想いと体験の一日でしたが ゆっくり身体を延ばして眠ることが出来ました。

 

 

<二日目>

 雨が上がり 雲の切れ目からは陽が差し始めました。

 

地平線に見えるのは大阪で~す。

地図で見ると近いけど (^^♪海はひろいな~ 大きいな~

 

《二つ目と三つ目》の課題

淡路島の北東部辺りに泊まったので、その後は時計回りに移動します。

七福神巡り 

①八浄寺(はちじょうじ)大黒天・・・心身の福を授ける神様

②法生寺(ほうじょうじ)寿老人・・・桃を手にした長寿の神様

③覚住寺(かくじゅうじ)毘沙門天・・勇気を授け、病や災いから守る神様

④萬福寺(まんぷくじ) 恵美酒太神・無病息災、家業繁栄などを授ける神様

⑤護国寺(ごこくじ)  布袋尊・・・七福神唯一の実在の人物という和合の神様

⑥長林寺(ちょうりんじ)福禄寿・・・幸福・財産・長寿を叶える大望成就の神様

⑦智禅寺(ちぜんじ)  弁財天・・・七福神唯一の女神で知恵と芸能の神様

 

八浄寺の境内に咲く紫陽花がとても綺麗でした。

   

 

  可愛いですね❣

 

 なんとも・・

 

 

   

戸を開けると 目の前にこの木彫りの大黒天さま 触って良し 撫でてよし

ご本尊は 奥に鎮座しておられます。

 

この後の三寺とも わたし一人で法話をお受けすることになりました。もったいないと心底思いました。四つめのお寺でも一人でしたが、そこの子どもさん(1歳半位の男の子)がなぜか私に話しかけてきて、お父さんの説法の間もその後もづっと離れないんです。そして帰るときになると広い部屋の中走って私の後をついてくるんです。私が戸を開けて外に出てさよなら と言うと うん と頷いて格子ガラスに手を当てるので私も外から手を合わせてお別れしました。何とも不思議なひと時でした。

 

 淡路島は 北から淡路市、洲本市、南あわじ市の三市からなっていて、その中央を「神戸淡路鳴門自動車道」が走っています。淡路島には今まで何度か旅行で立ち寄った事はありますが、ほとんどは景色の良い所か土産物売り場にバスが連れて行きました。島内のどの辺りにあるかもしらないままでした。

今回は、地元の方の生活道路を走るのですが、人(ひと)気と車気が無い事に驚きます。私の車の前後誰もいない状態が多いんです。港もいくつか通りましたが、人気も無いんです。

海の近くに集落が少しはありますが、すぐ裏は高くはないけど岩山が続いています。

道中 気になったので 暫し休憩しました。

   デカッ!!

 

        

 

 

 ↑ 島内でよく見かけましたが、いまいち意味がわかりませんでした。

 

島の南の方に三つの寺があるので、海岸線をぐるっと回れば一石三鳥と思っていましたが、国道が島の際をづっと走ってはいないと聞き、途中山越えルートをとりました。

南端の福良港は有名な「うず潮クルーズ」の発着港です。

今日の渦潮観光の時間以外は、港に人気はほとんどなく、観光船が港で一息ついていました。一時間ほど後の出港とのことでしたが、今回は残念ながらスルーしました。

  

 

          

 ”うず潮”をモチーフにした防災センターのようです。

 

 

 

南端まで行って、これから島の西の海岸線を北上しようとした時にこの看板が目につきました。道案内が 「わ か り に く い ⁉ 」 山に向かう道がわからないのです。ウロウロして 半信半疑で通り抜け出来ました。なぜか 山に入る道路になるとナビちゃんが混乱するのか、正確に教えてくれなくなって、一度はナビの指示どおりに進んで「目的地に到着しました。」というけど そりゃ~ないでしょう! 道が行き止まりで回りに何もなくて 藪ばかり。道なき道をバックするしかなく緊張しました。

 

 西海岸の夕日はとても綺麗とは聞いていましたが、その時間まで滞在するには無理があり、今回は諦めました。それと アルパカに逢えると聞いた「のじまスコーラ」も時間的に厳しそうだったので諦めました。 

 

  

⑥の長林寺さん  車を停めて 登ろうとして 足が止りました。

階段の右端を 恐るおそる登りましたが、なぜここに?? と。

中に入りお祓いを済ませて帰るとき、下から登ってくる人があったので道を譲りながら降りていて アッ!!!! びっくりして足の置き場所を変えたけど もしかして 頭を少し踏んだかも・・・ (上から降りてくるときは 絵は見えないんです。)ということは 降りてはいけない階段なんでしょうか⁈  ごめんなさい・・・

 

⑦智禅寺さん 

 

     

     な なんということでしょう!!  口 あんぐりです。

 なんとか無事に 一日で七福神のお参りが出来ました。

      

 最後に 七福神めぐりのコツが本に載っていました。

①どの寺からスタートしてもOK

②各寺ごとに300円づつの奉納金を納めれば最後のお寺で「吉兆福神笹」がもらえる。

③各寺では開運のご祈祷や法話が受けられ、オリジナル土産も用意されている。

④「淡路島七福神法印帳」を購入すれば各寺で参拝した日付印を押してもらえる。

 上記 ①~④ 間違いありません。 スムーズに移動すれば5時間くらいです。

 時計は午後4時半でした。

ほぼ島内を巡り、七福神も滞りなくお詣りすることができたので これこそ「満願成就」というのでしょうか。

 もう少し観光をしたい場所もありますが、今日のところはここまでと気持ちを納めて帰路につきました。

 

 ここで、神様がお見通しなので告白します。

一つ目のチョンボ・・淡路サービスエリアで高速を降りる時、PAに寄るつもりがそのまま高速から出てしまった。あわよくば そこで風呂に入り 泊まるつもりでした。

二つ目のチョンボ・・帰りの高速に乗る前には、ガソリンのメモリーが3つしか立っていなかったのに補給しなかった。途中の芦屋で高速を降りて高いガソリンを補給をしなければならなかったのが無駄な動きだった。

 

目はショボショボ 少し頭痛い 肩はバリバリながらなんとか無事に帰宅しました。

 

19日出発から20日帰宅まで 走行距離数 400Km 

   ようやった!! ゆいちゃん そして私も 照れ照れウインク