2003.10.07(土)

 愛知県犬山市の会場を目指して、仲間3人と愛車「ゆいちゃん」と6:00出発。順調にいって三時間ちょっとの長距離運転となる見込み、それに今回は同乗者もあり この時ばかりの神頼みで 自宅の仏壇に「お見守りください」と手を合わせて出立!(^^早朝で土曜日ということでか、道中混雑することなく走行できました。この日のために、車屋さんに点検をしてもらっていたので、安心して運転が出来ました。普段、和歌山方面や奈良近辺には足を延ばすことはよくあるけど、愛知県!岐阜県!は、過去には新幹線や観光バスで行った もしくは通過したことはありますが、そこを目指してハンドルを握って向かうのは生まれて初めて。緊張もありましたが、後部座席の賑やかなおしゃべりに気を紛らせたり、PAで適度な休憩をとりながら無事に目的地に到着できました。

 犬山のリトルワールドで、今回初めてステージに立つことになり、ドキドキしながらほかの仲間の到着を待つ間に、エントランスでは、他のグループの演奏が始まり、聞いたことのあるメロディーも流れてきて、だんだんその 気 になりました。

 広~い園内で、横浜から見に来てくれた姉と奇跡の遭遇出来て一安心。

第一ステージは、ロべちゃん先生のリードのもと 皆で頑張りました。屋外のステージは経験がないので、視界が広すぎて 改めて、ちっちゃな自分を認識したことでした。第二ステージは園の出入り口に近く、時間的に出口に向かう人が多くなるときでした。そんな時でも、マイペースでいつもの練習の成果を十分に発揮できれば(プロ! んなことない・・)いいなと思いながら、ちょっと間違えながらも演奏を楽しむことが出来ました。

一人ではできない素晴らしい経験をさせていただきました。

バンザイ🙌🙌 そして みんな ありがとう‼

 

 この日の宿泊は、岐阜県洞戸のウイークリー翔可児(かに)

3000円/一人! 食事なし、室外シャワー・トイレ・洗面所(お・も・し・ろ設備)

 夕食は、近場の中華屋さんに行きましたが、そこの食事はもちろん、水がとても美味しかったです。

 熟睡出来て、早朝の散歩に出かけました。木曽川の河畔に「かぐや姫の散歩道」を見つけましたが、私では場違いかな・・と遠慮しました。近辺、ウナギの飲食店が多いんですね。

 

 翌日、友人の一押し「円空」さんに会いに洞戸、関市に向かいました。

その前に、通称モネの池(高賀山の伏流水の貯水池で、地元の人は単に池と呼ぶらしい)を観賞しました。透き通る水の中、ふっくらした身体にはっきりした模様を刻み悠々と泳ぐ鯉に見とれました。

     清らかな水面に映るふっくら・・・

 高賀(こうか)神社

      

その後、念願の洞戸円空記念館、関市円空館に行きました。

     

実はわたし、円空さんってどんな方か何をされた方か全く知りませんでした。が、館内に入り資料を拝見し、説明を伺い、展示してある円空作のいろいろな仏像を拝見して感動(この言葉では足りないくらい)しました。当時の厳しい環境の中 生きるために一生懸命働く人々のために、自身骨身を惜しまず人々に向き合い、行脚しながら12万体もの仏像を彫られたと教えていただきました。一つとして同じ形はなく、そっと顔を近づけて見入ると、自然と笑みが湧いてきて手を合わせました。今も地元の方々が、円空とのご縁を大切にしておられるのを感じることが出来ました。

 追記:当時の高賀の魔物伝説に「さるとらへび」の妖怪がいたようですが、そんなこととは露知らず今回意気投合して遠足に出かけてきた私たち三人の干支が なんと さる年、寅年、蛇年 ビックリ!!

      

 えーっ 三人寄れば、最強の妖怪になるの❓と 不思議なおもい。でも安心しました。買い求めた伝記の中に、「・・・もしかしたら、それは山中を駆け巡る円空であったかもしれない。」とありました。 ホッ よかった。