「逃げも隠れもしない。やましい事は何もない。」

ボランティ活動のツイートから、そんな宮迫さんの意志が感じられる。

7/20の会見では、騒動の責任者として、逃げずに責任をとった。
とても立派だったし、男らしかった。

本来、数か月の謹慎処分程度の事案だったこの事を、ここまで大事にしたのは吉本経営陣だ。

まず、今回問題とされている反社が逮捕・起訴されたのが、宮迫氏らが会合に参加した半年後だと言う。
まだ逮捕・起訴されていない状態で、果たしてこの企業が反社のフロント企業だと分かったのだろうか。

実際、吉本興業だけでなく、他のプロダクションも、イベント会社も、この企業を受け入れている。

芸人だけ、この組織から金銭を受け取った事が、罪に問われているのは、あまりにも不自然だ。

その後、報じられた写真については、根拠の無いでっち上げ。

冷静に考えて、今回の宮迫さんの過ちは、吉本を通さずに直営業をした事。(これも、宮迫さんの会見を聞く限り、黒とも言い切れない。)
吉本に虚偽の報告をする事を主導した事の2点のみだ。

どちらも、吉本興業と宮迫さんの2者間の問題であって、ここまで社会的に叩かれる問題では無い。

もし、嘘をついた事で解雇されるのだったら、芸能界から人は一人もいなくなる事になる。

そもそも、お笑い芸人にコンプライアンスを求めること自体が間違っている。

ギャラの分配が話題に上がっていたが、そんな数字は問題ではない。
ただ、例え1割であろうと、お金を受取るからには、そこには責任が生じる。

責任があるのであれば、宮迫さんの罪は、当然吉本が負う必要がある。それを、芸人だけに押し付けて解雇するというのは、あまりにも無責任だ。
本来守るべき芸人を守らず、自身の保身に走っている経営陣は、「お金を受け取る事の意味」をまったく理解していない。

一連の吉本興業の対応を見ていると、ちょっと報道が出たり騒ぎになると、慌てふためいて大騒ぎしている。
そんな経営陣の様子が目に浮かぶ。

根拠のない、週刊誌の記事に踊らされている彼らに、芸人6,000人を抱える会社の経営者としての器があるとは、とても思えない。

所詮は、サラリーマン社長。

現場で笑いを取ろうがスベろうが、会社の業績が上がろうが下がろうが、来月になればサラリーが振り込まれている。
そんな彼らに、経営者の器が持ちえるはずが無い。

経営陣の一新を迫っている加藤さんの言い分は、まったく正しい。

仮に、今回元通りに戻ったとしても、また何か起きた時に、芸人を切り捨てるだろう。
これは、システムの問題ではなく、経営陣の資質の問題だ。

なので、加藤さんが言うように、経営陣が一新されない限り、宮迫さんは吉本に戻らない方が良い。

むしろ、他の事務所や、自分で個人事務所を立ち上げる方が良いと思う。

宮迫さんには、安易に吉本の口車に乗って、吉本に戻るような事はしないで欲しいと願っている。



こうなってしまった以上、謹慎は仕方がないが、年末には復帰して、またアメトークで、笑いを提供して欲しい。

その時何かしら禊の罰ゲームは必要だとは思うが、宮迫氏が一番嫌がるだろうという理由で、坊主が良いかなと思う。

本当は、年末の笑ってはいけないで、蝶野氏のビンタを、岡本社長と二人で受けるのが一番面白いが、吉本復帰が叶わなければ難しいか。
そもそも、この問題が解決しない限りは、年末の番組自体、なくなってしまうかも知れない。


アメトーークは、週2回も地上波で放送されている、超人気番組。
実質的には、今やダウンタウンより面白い番組を提供していると言っても過言ではない。
私自身一番好きな番組で、毎週欠かさず観させてもらっている。

その功労者の宮迫さんには、常人には無い強力な運があると思う。

吉本に戻らなかったとしても、アメトーークを続けられるかも知れないし
もし、続けられなかったとしても、ネットなどの番組で、また番組を持てば良い。
もしかしたら、その番組も、アメトーーク以上の人気を博すかもしれない。

「捨てる神あれば、拾う神あり。」

宮迫さんを欲しいプロダクションや番組は、少なくないはず。

今後、また何かの記事が出るかも知れない。

もし、そうなったとしても、私は宮迫さんを支持応援します。