
七夕の朝は良く晴れて
気温32℃の思い出の欠片
断ち切る為に感情を止める
更なる苦難を選択したから
過去の記憶を灰にする
住み慣れた空間
感性が降る積もった時間の作品
躊躇いもなく破壊して
前へ前へと進む
戦場にはナイフ一つあれば良い

アルバム 賞状 着物 子供服
燃やせるものは全て燃やす
昨晩から炎は燃え盛るばかり
燃え尽きたのは誰かの心
戦士に感情は必要ない

乙姫様のプレゼント
なんと素敵な贈り物
美しすぎて涙が滲む
蘇生してゆく暖かな心
生命はこんなにも美しく
そして残酷なんだと思い知る
風 蘭












