かくことがないのですが
書かないといけないみたいなプレッシャーがあるのでここで一つ夏の思い出を。
かごんまにいるときはよぅ海に行ってたなぁ~。夜に海に入ると意外とドキドキするんだよ、夏の魔物がいるかもしらんからね。夏の魔物って言ったらスピッツですね、スピッツっていい曲が多いよなぁ。
そのスピッツだけど同じ九州出身って事だけでも応援したくなるよね、でもかごんまに住んでいたら福岡の人間がいてもそこまで湧かない親近感、これはやっぱなんだかんだ言ってもこっちに出てきて地元の人間なんてなかなかいないとこから出てきた無意識の帰属意識、それでもけっこう強いって事なんだろうね。
まぁ要するに何が言いたいかってもし宇宙旅行が出来るようになって、行った先の星の連中がみんなタコみたいだったり背中に羽が生えていたりとかコブラの世界を地でいくみたいな感じでさ、そん中で同じような色と形してるヤツがいて出身聞いたらシャブ造ったり偽札刷ったり最近してないけど拉致したりなんてしてました、みたいな国のヤツでも仲良くなるんだろうなぁ。それはもちろん個人的に考えが左寄りだからとか実は在日とかそういう理由じゃなくて同じこの宇宙船地球号の乗組員としての帰属意識とか連帯感の問題でね。
とまぁ某おばさんパーマにお洒落なグラサン、変な色の学生服みたいなファッションの例の書記がいるあの国も国際的に駄々をこねたり忙しいところみたいですが、例えどんな相手でもいざというときは歩み寄ってくれるのであれば仲良くできるくらいの心の余裕は常に持ち合わせていたいです。
ってこんな感じで夏の思い出から話はどんどんずれたけど、まぁ正直大してぱっと思いつかなかったのでそれはまたの機会に。
なつまつり
いつものように無職を満喫していて家で腐っていると電話が来た。
近所に住むUC君がエアコンが壊れて避難してきたいらしいが最初はなかなかその話題を出さない。
ずるい男だなぁと思った。
とりあえずうちに来てから案の定クーラーの温度まで指定してきた、僕の自由な時間どころか電気代まで奪うつもりか。
まぁそこは大人の男の余裕を見せて突っ込まなかったがいずれ指摘しようと思う。
いつものように非常に乗りにくい上にやけに高い自転車(ギアもついてないのに十万はする)で現れたお客さんに
彼が喜びそうな漫画をチョイスして与えたはいいが、最近夢中になってるFF6でデスゲイズを倒すために飛空挺でウロチョロしてるとある事実に気がついた。
漫画まで準備したのに彼寝てるわ。
まぁこれはこれで仕方がない、この暑さでクーラーがない家に帰るくらいだったら適当な理由をつけてでも
人の家に泊まりたいだろう、典型的な日本人の僕は自分なりに納得いく落としどころを見つけてフローリングの
上で眠りについた。(ベッドの上は予想外の来客に占領されていたため)
朝の五時くらいに目が覚めて窓の外を見るとやけに明るい、そういえば鹿児島時代はこの時間まで公園にいたりいい歳してカブト虫を採りに行くなんてしょうもない理由で早起きしていたなぁ。あのとき山奥まで連れていってくれた友達の車のフェンダーにはまだそのときの泥はついているだろうか。
もちろん予想だにしていなかった来客もバッチリ目は覚めている様子で朝からサイクリングをしようなんて
元気な事を言っている、もちろん僕の中にこんな朝早くからサイクリングをするためだけに自転車に乗った事なんて記憶にあるはずもない。
ただ夏の朝というだけでワクワクしてくるモラトリアム真っ只中な僕はノリノリで準備を始めた、きっとこういうところが無職のいいところ。
ふとUC君が不思議な事を言い出した、知り合いが幡ヶ谷で朝の十時くらいまでパーティをやっているはずだ、
せっかくだし顔を出そうと。
朝からそれはないだろうと思ったが幡ヶ谷で朝の十時くらいまでやってるパーティが気になった僕は快くOKしてしまった。きっとこういうところも無職のいいところ。
駅から徒歩五分という半径で言えば500mくらいというずさんなヒントを頼りに場所を探す、途中で万引きしたお客さんが自殺したというお店を教えてもらいつい口数が増える。こんな事を聞くと飛びついてしまうのもまうのもゆとり教育の弊害だと自分に言い聞かせてお店を探す。
お店をやっと見つけて地下に下りる、なかなかいい雰囲気のスペースだ。っていうかただの空きテナントにサウンドシステムと急ごしらえのカウンターだけ。客はフラフラしててぶつかってくる女の人とハットを被った男の人とかフロアに寝そべってる人とか変わり者揃い。
いい感じにアングラな雰囲気を楽しんでいたらUC君の友達を紹介された、隣の空いているテナントに移動。ここもまたコンクリート打ちっぱなしの空きテナントでなにやら秘密基地の匂いがする。そっちでそのお友達自己紹介をしてくれたが正直名前は覚えていない。きっと向こうもこっちの名前を覚えていないはずなのでそこは気にしない事にして話をする。
いい感じにアッパーになっているらしく街中じゃなかなか見れないようなキレイな目をしている、ゲイっぽく見えたのはハイネケンとかとか地下に充満している怪しい煙のせいだろう。
一通りおしゃべりをしてフロアに戻った僕とUC君を待っていたのは音楽の雨、やっぱりリズムに任せて揺れたり
ステップを踏むのはきっと言葉が通じなくても育った環境が全然違ったとしても気持ちいいものである事に違いはないと感じさせてくれた素敵なパーティだった。自分の中でなんか弾ける音が二、三回聞こえたし。
外に出るとありえないくらいの晴天に街を行き交う人達、こうやってこっちが地下で音に合わせて揺れようが
近所で自殺のあったお店がいつも通りに営業を開始しようと世間は普通に回ってるんだなぁと思うとなんかその無関心さが逆に嬉しくなってしまう。だからって社会の一部として認められたような気分になるのは勘違いだと思うけど。
とりあえず終わってから近所の公園でコンビニのパスタを食べた。普段はヤンキーがたまっていることをせっかく教えてあげたのに隣の男はパスタを食べるのに忙しいらしく生返事しか返ってこない。ベンチの横じゃ子供が遊び回っている。大人になったらこうなっちゃいかんよ、そんな事を考えながら毎日健康のために飲んでいる野菜ジュースを一口に飲み干した。空がやけに青い、日なたと日陰の色が全然違う。雲だってモクモク大きくて夏の雲だ。
夏はこれからだ。とりあえず家に帰ってクーラーを16℃にしてまず部屋を冷やそう、そう考えた。