●ドラえもんと時代背景

「ドラえもん」の前作として「21エモン」という作品があったと言う

「21」と言うから21世紀のことかと想像したが大当たりで21世紀を舞台に現代と結びつけるストーリーを作ったが失敗した

「21世紀」と言う言葉には昔は特別な意味合いがあった

そこで「設定」を逆の20世紀の「のび太君」を主役にしたらかろうじて成功したと言う話しである

作品と同様に当時は「藤子不二雄」と呼ばれた「作者」が実は「二人組」の共作だったなんてやはり知らなかったし「NHK」は後日美談にした再現ドラマまで作ったが完全に騙された気分だった

時代背景も面倒なので詳細は省略するがともかく「ソ連」に対抗した「アメリカ」のいつもの「モノ真似」をして子供の学力向上のために「詰め込み教育」をやって失敗した頃の話しである

「暗記パン」がそのいい例だが単なる「暗記」さえ自分では努力しない「怠け者」の話しだった

筆者の時代とはその反省から従来の教育内容を大幅に減らしたのちの「ゆとり教育」と呼ばれる世代のはじまりだった

個人的な体験談も時代的には興味を引くと思うが「ああ言えば(今度は)こう言う」連中も面倒なので今回はやめにしておく

ちなみに過去の大人(老害)による「大実験」のせいで何度も酷い目にあわされ続けた世代であることだけは指摘しておきたい