こんにちは!福田です!
今日は認知症のお話しをしたいと思います(^▽^)/
みなさんパーソン・センタード・ケアご存知ですか?
パーソン・センタード・ケアとは、
『認知症の方を1人の人間として尊重し、その人の立場から考えてケアを行う』という認知症ケアの理念を表します。
認知症の方の行動心理症状を含む状況は
パーソン・センタードモデルとよばれる「脳の障がい」「心身の健康」「性格」「生活歴」が
相互作用して起きているとされています。
だからこそ、人それぞれ認知症状(行動)は違います。
そのような行動や心理症状(いわゆるBPSD)の理由を探り、
本人の満たされていない心理的ニーズを見つけていくことが対応への一歩となります
そのニーズは大きく5つに分かれます
いずれも私たち生活していくうえで、必要なことですね
心理的ニーズの図
ではケアを実施するにあたってどのように応用していくか、
まずは認知症の程度を確認しましょう。
その程度によって本人が持つ心理的な部分も大きく違います。
たとえば私たちも病気になったとき、すぐに受け入れられるとは限りません。
認知症も同じなのです。
簡単ですがケアのポイントを記載しておきます
〇軽度認知症の特徴
「どうして私が認知症になったんだろう」
「認知症なはずはない」
↓
対応
不安や孤独感を丁寧に受け止め、その人を尊重していく必要があります。
本人にあわせて家族や他者とのかかわりを持つようにしていきましょう。
〇中等度認知症の特徴
「物忘れが多くなってきて不安!」(が強くなる)
「私がわたしでなくなってきているきがする」
↓
対応
過去にしていた仕事や役割、活動に参加して自分を取り戻す時間をつくることが大切です
〇重度認知症の特徴
コミュニケーションや運動の機能も低下していきますが気持ちは、しっかり維持されているので
「気分がいいか、悪いか」で判断されていきます。
↓
対応
「気分がいい」という気持ちを引き出すようにし、
その方が輝いていたときの活動などに関連したものを日常にとりいれると充実につながります。
認知症といっても症状も様々であり、できることもあります。
「できない」と決めつけるのではなく、したいことを見つけてられるといいですね。
でも一人で抱え込まないで!
そんなとき、ケアマネさん、ヘルパーさん、そして訪問看護がついています。
何でも一人で抱えずにご相談くださいね。 福田でした
参考資料:
1.訪問看護ステーション協議会No.178浜松医科大学臨床看護学講座教授 鈴木様執筆
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