バレンタインの翌日に思う

こんにちは!

2月15日、日曜日。
昨日はバレンタインデーでしたが、皆さまはどんな一日でしたか?
私は今日、デパ地下の特設会場の「余韻」を楽しみつつ、自分用のチョコレートを少し安くゲットしてきました(笑)。



さて、最近は「誰かにあげる」よりも「自分へのご褒美(自分チョコ)」が主流になりつつありますね。
実はこの「自分のために何かを買う」という行為。
看護の視点で見ると、とても感動的な「回復のサイン」なこともあるのです。


「自分なんか」という呪縛

心が深く沈んでいる時、人は自分のことを後回しにしがちです。
「自分なんかが美味しいものを食べてはいけない」
「お金を使う価値なんてない」
そんな風に、無意識のうちに自分を罰してしまっている利用者さんが、実はとても多いのです。

食欲がない、欲求がない、というのは、単に体の問題だけではなく、「自分を大切にするエネルギー」が枯渇している状態の可能性があります。

コンビニのチョコが教えてくれたこと

以前、長い間うつ状態で、「何を食べても砂を噛んでいるようだ」と話していた利用者さんがいらっしゃいました。
服を選ぶのも、お風呂に入るのも、「どうでもいい」と投げやりになっていた時期が続いていました。

そんなある日の訪問時。
テーブルの上に、コンビニの少し高いチョコレートが置かれていたのです。

「これ、どうしたんですか?」と聞くと、その方は少し照れくさそうに、

「テレビで見て、美味しそうだったから…
自分のために、買ってみたんです」

と答えました。
私はその言葉を聞いて、泣きそうになるのをこらえました。

「食べたい」という意欲。
「自分のために使おう」という自尊心。
それが、その方の中に少しずつ戻ってきていたからです。

「自分」を主語にして生きる練習

「誰かのために」頑張るのも素敵ですが、「自分のために」幸せを選べること。
それは、心が健康でなければできない、とても高度な営みです。

あの日、その方が食べたチョコレートは、どんな薬よりも甘く、心に効いたのではないかと思います。


今日、もし昨日食べきれなかったチョコレートや、自分へのご褒美スイーツがある方は、ぜひ「私のために」味わって食べてください。
それは、あなたがあなた自身を大切にしている、何よりの証拠ですから。

甘いもので心を緩めて、明日からのエネルギーにしましょう。
素敵な日曜日をお過ごしください。