訪問看護ステーション ぬまづ -4ページ目

訪問看護ステーション ぬまづ

笑顔と思いやりを忘れずに、サービス内容の充実と、利用者の要望に柔軟にこたえていけるステーションをめざしています。また在宅での看取りも含め最期まで支援させて頂きます。ご相談等ありましたら、お気軽にご連絡下さい。

ごぶさたしております。

いつの間にか季節は変わり、すっかり秋になってしまい、そろそろ冬の足音も聞こえてきそうな時期になってしまいました。この時期は暑くも寒くもなく、訪問をするにはとても気持ちのいい季節です。


さて、もう3週間も前のことになりますが、「リレー・フォー・ライフ・ジャパン・ながいずみ」というイベントに参加してきました。

リレー・フォー・ライフとは、がん患者さんやそのご家族を支援し、地域全体でがんと向き合い、がん征圧を目指すチャリティー活動です。(リレー・フォー・ライフ・ジャパンH.P.より)

24時間がんとの闘いは続いているということから、がん患者さんとご家族、支援者がリレー方式で24時間歩き続け、参加者間でがんと闘う連帯感が生まれ、共に歩き語らうことで生きる勇気と希望を生み出すこのイベントは、世界20ヶ国で開催され、日本でも40ヶ所以上で開催されています。(リレー・フォー・ライフ・ジャパン・ながいずみH.P.より要約)

今回参加した「リレー・フォー・ライフ・ジャパン・ながいずみ」は、歩くだけでなく、皆と体操をしたり、ライブ、川柳大会等の催し物もたくさんあり、カフェやパスタ屋も出店し、にぎやかなイベントでした。

私は今回、友人に誘われて、手や足のアロマトリートメントを行なうセラピストとして参加させていただきました。サバイバー(がん患者さん)の方には無料で施行し、その他の方からは10分100円いただき、それを寄付させていただきました。

夜には、いろいろなメッセージを書いたルミナリエにキャンドルを灯し、HOPEという文字を浮かび上がらせ、皆で想いや祈りを捧げるルミナリエセレモニーが行われました。1つ1つの灯りを見つめながら、がんで亡くなった身内のこと、仕事で関わったがんの方々に思いを馳せました。

私は、夜は一旦帰宅し、翌朝また参加しましたが、夜通し歩かれた方々は寒さもあり大変だったと思います。でも、閉会式では皆さん達成感や満足感がその表情からあふれ出ていました。

そして、私自身も支えているつもりが、支えられている、ということに気づきました。

生きる希望と勇気を生み出す、と簡単に言いますが、なかなかそれは難しいことだと思います。でも、難しいからと言って何もしないのではなく、微力ながらこのようなイベントに参加し、少しでもがんと闘う希望につなげられたらいいな、もっとこういう活動が広がればいいな、と思いました。


 ルミナリエセレモニーの様子