スタッフ ちいさんの! 卒業式の思い出~!
ちい 思い出~。
スタッフ それはいつの? 小学校中学校高校……専門学校? 大学?
ちい そうだね、専門が美容の専門学校だったんですよ。
スタッフ ああそっか、美容の。
ちい それでみんなね、国家試験も終わって、卒業しますと。で、私結構ギリギリだったの、単位が。マジでぎりぎりで、先生が超頑張ってくれたの。「ここ、遅延にしておくから……」とか。
スタッフ (笑)なんでぎりぎりだったの?
ちい 専門学校って二年間あるじゃん。一年生は皆勤なの。無遅刻無欠席。で、二年の半分までも無遅刻無欠席だったの。
スタッフ はいはい、優等生だ。
ちい でしょ? で、半分くらいから、ちょっと休んだりとか遅刻したりとか起きれなくてとかで、ちゃんと積み重ねてた単位が、その四か月くらいで超ぎりぎりに……(笑)
スタッフ どんだけ休んだの?! だってそれまで無遅刻無欠席だったのに四か月でそんななる?!
ちい なったのよ!
スタッフ やべえ……ま、まあ、いろいろあったんでしょうねえ。
ちい そう。ってなって、やべえってなって。だから先生がすごいがんばってくれたのね。
スタッフ はいはい。
ちい 結構思い入れのある先生で。めっちゃいい先生で。じゃあ卒業式ぐらいさ、みんなでさ、普通に、ほんと普通に感動させられたらなって思ったの。先生を。こいつらを教えて(よかったな)って。うちのね、クラスがほんとにふざけてるやつとか多くて……なんかコンテストとかあるのよ、クラス別みたいな、そういうのも負けたりが多くて。で先生も熱い人だから、「もういい!」とかいって教室飛び出したりする先生で。
スタッフ すごい熱い。
ちい 副担任が女の人でいたんだけど、「みんなで謝りにいきましょう」って職員室にいって、みたいな。
スタッフ 青春じゃん!
ちい そんな感じだったの。だから卒業式くらいはって、女性陣はちゃんと袴着てね、やったんだけど。名前呼ばれるじゃん、「〇〇」「はい」って。男性陣がね、結構ふざけるやつらだったの。親もいて先生もいてってなったらさ、ふざけないと思うじゃん。そしたら、「〇〇」「チョモランマ!」とかを卒業式でやりはじめたの、3~4人が!
スタッフ ええぇ……
ちい うちC組だったの。だから最後なの、名前呼ばれるのが。なのにふざけはじめちゃって。「〇〇」「ハイヤー!」みたいなのやっちゃってて、みんなやべえってなってて。先生も最後の最後で「マジか……」みたいになったのね。
スタッフ なるねえ(苦笑)
ちい で、そのあとでクラスごとに出し物があって。式が終わって。
スタッフ 卒業式のあとに出し物があるの?
ちい そう。ごはん会みたいな……
スタッフ 交流会みたいな?
ちい そう、送る会みたいなのがあって、そこでひとクラスひとつやるの。うちらなんだったかな、合唱かなんかだったかな。ただ卒業式でやらかしちゃったから、それ停止になっちゃったの。うちのクラスだけ。
スタッフ うわあ……
ちい 先生も怒ってるし、最後の最後までお前らは……みたいな。女の先生泣いちゃってて。最後なのになんでってなってて。でもこのままじゃ終われないよねってなって、上の人にみんなで謝りにいって。先生が知らないところで謝りにいって、「お願いです」って。で、Bクラスまで出し物終わりました、もうこれで終わりですってなったときに、みんなでわって(壇上に)あがって、謝って、最後やらせてくださいって言って合唱やったら、先生泣いた!
スタッフ うわあ、もうドラマのような! すげえ!
ちい すーげー大変だった!
スタッフ 巻き込まれた側でしょ(苦笑)
ちい それもさ、名前呼ばれるのって出席順で、私一番最後なの。すっげえ空気悪いなか「はい」って言わなきゃならないからさ。もう大変だったよね。
スタッフ でもいい青春。
ちい そう。先生も「お前らは大変だったけど、最後はちゃんとしてくれてうれしいよ」って泣いてくれたよね。
スタッフ いいなー、そういう青春ねえなあ……(遠い目)
ちい でした!
スタッフ ありがとうございました!
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次回もお楽しみに!!