みなさんこんにちは
台風の影響で天気が
悪かったりと
夏を感じさせられますね
6月もあとわずか
元気に過ごしましょう★!!
今日、ご紹介する教材は
「ポットン落とし」です
中には音の鳴るものが入っており
お子さんは音の鳴るものには
反応がとても良いので
着席するための導入として
取り入れてみたりすると
音に反応して興味を持って
席に戻って来たり
カラフルな色に刺激されて
気づいたらハマってた!!
なんてお子さんもいらっしゃいます。
この教材は、
前にも紹介した微細運動の
発達段階に当てはめると
基礎の基礎、「つかむ」と
いう動作を活かしたものです
お子さんの手のひらサイズに
なっているため、
ぎゅっとつかんで
穴の方へ操作し
入れていくものです
「つかむ」→「入れる」の動作において
「つかむ」というのは
人間が反射的に
行うことのできる動作になるため
(赤ちゃんの手に指を
持っていくとぎゅっと握る
といった動作も反射によるもの)
※意識的ではない
意思をもって行わなければ
ならない「離す」の動作の方が
圧倒的に難しいのです。
つかんで、入れる動作には
必ず「離す」という動作が
必要になってくるので
箱やボトルに物を入れる
といった練習は
目と手の協応にも
つながるので
とても効果的なのです
つかんで
離す→入れる
また、1~30までの数字が
書かれており
「1から順番に入れてね」という指示や
「この数字は何?」などの
理解度のチェックにも使えます
そのほかにも、
順番に重ねる
という使い方もできるので
細かな微細運動としても効果的ですよ
同じ大きさのものを「重ねる」
作業は難易度が高いので
ぜひチャレンジしてもらいたいですね
「つかむ」という動作を通して
同時に「数の概念」に
つなげていくことの
教具の例として
製氷皿(ダイソーなどに売っているものでOK)
を用意し、
(できれば10個の部屋に
なっているもので行うとよい)
1つの部屋に積み木などを1つずつ
入れていく練習をします。
積み木などは大きいため
製氷皿の1つの部屋に対して
1つの積み木しか入らないでしょう
しかし、1つの部屋にこぼれながらも
たくさんの積み木を入れようとする
お子さんもいますので
「1つずつ入れてね」などの
声かけによって
「〇個ずつ」という
言葉の意味を理解します
また、10個の部屋のある製氷皿であれば
5と5の列に分かれているので
視覚的に5の塊を認識し
計算などに応用する力、
5という塊を
想像する力が付きます
積み木を1つずつ入れることが
できるようになったら
ビー玉などの小さなものに
変えて行ってみましょう
1つの部屋に何個でも
入ってしまうビー玉も
しっかりと「1つずつ」
入れていくことができているか
しっかりと確認しましょう
そして、
積み木はつかんで
ビー玉はつまんで
操作できているかも
チェックしましょう
このように、微細運動だけでなく
いつの教具を使って
数の概念につなげていくことの
できるものもあるのですよ
お家でも簡単にできるものになっています
小さな未就学児のお子さんにも
効果的なのでぜひお試しください
では、また明日~
放課後等デイサービス ステップアップ
住所 小山市犬塚1-5-4
TEL 0285-37-9971
携帯 080-7082-0415
見学やご相談はお気軽にどうぞ