入院1日目の夜は、少し勝手もわかってきて
安心できる病室になってきました
看護師さんも「何かあったら遠慮せずに言ってください」と
頼もしい方で、甘えさせていただきました
例えば、私が歩けない、手がうまく動かせないので、
お水が欲しいというと「氷入り、ストロー付き」のものを用意してくれます。
食事も固形のものがうまく噛めない症状もあったので、
のど越しのよい「ゼリー」を追加し、フルーツが好きだというと、
栄養の計算をして付け加えていただきました
先生だけでなく、看護師さん、栄養士さんみなさんの力に支えられていることを実感しました
ただ一番トイレから遠い部屋だったので、それだけが大変でした。
早めに看護師さんを呼んで、準備しないとー
夜には睡眠導入剤を飲んで、
はじめて普通に寝ることができました
すると、翌日「顔が少しすっきりしているよ」と看護師さんに言われました。
肝心の胸の膿は、まだまだ排出されています。
ドレーンを使ってだしているので、ガーゼ交換が必要です。
両胸切開して傷がありますが、ここまでくると膿を出せる喜びがありました
そして、はじめて「にくげしゅにゅうせんえん」という病名を聞きました。
今まで担当医から病名は告げられておらず、もやもやしていました。
自分に病名がついたことで安心感がありました
肉芽腫乳腺炎は、薬を使って抑えることができれば一番ですが、
私のようにその域を超えた場合、切開して膿をだすことが最善なのではと
個人的に感じました。
でないと私のように緊急処置をし、熱の苦しみで体力・気力まで落ち、
乳腺炎以外の苦しみも襲い掛かってくることになります
ここは先生との対話や患者さん自身の意向が大切だなと
私の場合は、先生が切開はそもそもやりたくなさそうなのと
(患者数が多くて、私を軽症にみてた・・のもあり)
私が最初痛い処置を拒んだことがありました。
でも患者は初めてのことでわからないので、
その場で最善の答えが出せるかは難しいと思います