オペ室のベットごとエレベーターに乗って、病棟に移動しました。
いったいここが何階なのか、どんな仕組みになっているか全くわからず。
されるがままです。
案内された空間は、反個室のようでした。
仕切りはカーテンですが、両サイドが壁で、少し落ち着く空間です
だが・・・ここから翌日の朝までがとってもつらかったです。
救命救急なので、重症患者さんで埋め尽くされています。
すぐそばにナースセンターがあり、いろんな方のモニターの音が鳴り響きます
私もいろいろな管を体に付けていて、少しでも取れたり、波形に異常があると
緊急音がそのフロア中に鳴り響きます
そして、私の向かい側には偏屈なおじいさんが入院しているようで、
しょっちゅうナースコールを鳴らします
私は熱が下がらないし、この長い一日を早く終えて寝たいのに、そう簡単には休まりませんでした。
先生に睡眠導入剤ももらい寝ようとしましたが、まったく寝れず
汗がすごくて、ナースコールを押すも、いろいろな患者さんで忙しくてすぐには来てくれません。
保冷剤を当てて対処してと言われましたが、すごくつらかったです。
あとはお昼から何も食べてなかったので、「少し口にしたい」と言っても先生がいないからダメ。
点滴で栄養はいれているけど、
好き勝手にできないのはしんどいなと感じました
自分のバックの中にウィダーインゼリーや飲み物があったはずだけど、
立って開けることもできず、ただただ夜が明けるのを待ちました。
頭まで布団にくるまって、外部の音を遮断し、じっとしました
処置の痛みより、この日の夜の方が数倍しんどかった思い出です
つづきます。