ダーレン・アロノフスキー監督の映画

「レクイエム フォー ドリーム」

4人の麻薬中毒者を通じ、現代社会で何らかに中毒しながら生きている人間の破滅を描いたドラマである。


「テレビ漬けと麻薬をするのと、何が違うのか?時々、テレビを楽しむ事、コーヒーを飲む事、明け方まで踊る事‥気分転換をする事が問題にはならない。全て、1つの経験的な事であるが、問題は、それに依存し始めた時である。毎日、自分の寂しさを忘れる為にこれ等を利用するならば、その時からその結果は、麻薬中毒と変わりはない。」


薬やコーヒー、テレビや食べ物など、渇望と空虚を忘れるために、何らかに中毒になってしまう現代人達の、穴が空いた人生に関する隠喩なのである。
中毒になればなるほど、次第に荒廃していく主人公達の人生を反映するかの如く、映画のトーンは後半部に進むほど段々と暗くなっていき、彼らの表情もまた、焦点を失い、空虚になっていく。

彼らの成せる唯一の道は、各自の幻想と自分の世界の中に逃避することだけでしかなかった。
腕、純粋、理性‥現実逃避の代償を払った彼らは、まるで母親の子宮へ回帰を夢見る胎児の用にうずくまる。

治癒と希望を見せているというが、それは奈落の底へと落ちてしまった彼らがこれ以上、行き場が無いことを極端的に表現した場面として理解できながら、より悲しく悲痛に感じた。

映画「π」もそうだが、

この監督とにかくスゴイ

見たことないかたはぜひ見られてください

女性はあんまり見ないがいいかも(-_-)