防府教会だより (565) 平成27年 4月1日 | 防府カトリック教会

防府カトリック教会

防府カトリック教会の日々の
出来事を綴っていきます。

主のご復活おめでとうございます!



一粒

ヨハネ12章 20節~
小崎次郎神父



 「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。
だが、死ねば、多くの実を結ぶ。」
私たちにも体験できる良い例えですね。
植物によっては少々違いますが、小さな種は土に蒔かなければ、
何千年も乾燥したまま変わりません。


たとえば、メタセコイアは化石でしか知られていなかったが
昭和20年に中国の四川省で発見され日本に到来しました。
幼稚園の砂場の縁に立派な一本が根を張っています。
命の神秘ですね。
見た目では見えない、命があります。



 主イエスは、人間の場合もその通りになると言われます。
「自分の命を愛する者はそれを失う」と言って、
目に見える体だけを大事にすれば、その体を失ってしまう。
ところが、「この世で自分の命を憎む人は、それを保って
永遠の命に至る。」と言われます。


つまり、「自分の命を憎む」といって、体、目に見える命よりも、
目に見えない命、こころは、永遠の命に至ります。

 「命を憎む」という表現は五平がありますが、
体は優先順位が低く、より優れたもの、

人間独自の精神性に譲ります。
体は年齢と共に弱くなるが、こころはいつもより豊かに
なることがあります。


いうまでもなく、洗礼を受ければ、

もう少し神様のように、自由な愛を覚えられます。
自分の中にある束縛、自分の我儘から解放され、
開いた愛へと導かれます。


 「この世の支配者が追放される」と主イエスは
締めくくっておられます。
洗礼こそ、世間的な価値観、競争心、盲目的な享楽の追及、
他者への軽蔑、世間体、見栄、地位などは「世の支配者」のもので、
サタンの縄張りです。
主イエスは「一粒の麦」として、自分の命を奉げて、
私たちの救いを成し遂げました。


 「私に仕えようとする者は、私に従え。 
そうすれば、私のいる所に、私に仕える者もいることになる。
私に仕える者がいれば、父はその人を大切にしてくださる。」
イエスに倣って周りの人に仕えようとする人は、
生きる場所が変わります。


乾燥した種はうるおいを覚えて、愛という芽が出て、
衰えない命、神の愛に出会います。
神の愛は体もこころも生かして下さいます。





婦人部新旧交代、どうぞよろしくお願い致します!!


置かれた場所で 婦人新部長



 「とうとう引き受けてしまった」その日、引き継ぎ手渡された
分厚いファイルの山を前にして呟いた私。
最近の主日のミサの欠席状況を省みると、
こんな私が務まるのかと正直消極的な気持ちでした。


 でもそんな不安を解消させる間もなく早速部長としての仕事が始まりました。
どれもこれも教会のため、婦人部のために重要な事柄ばかり。
今年は教会組織が大きく変わり今までとは違う状況だとか。
もう後には引けません。
幸い四名の素晴らしい役員に恵まれ連絡を取り合いながら、
なんとか今年度の婦人部がスタートしました。


 始まったばかりでどんな一年になるのやら見当もつきません。
ただひたすらに神の前で謙虚になり小さい者として働こう、
決して一人ではない、2グループ各人のタレントが集まって大きな力となり、
さらに婦人部全体に染み渡っていく、
そんな一年になりますようにと願っています。
働かせて頂く幸せを感じながら、今は前向きに部長の役目を
受け止めています。


 2グループはだけでは到底前に進めない時には

皆様にお声をかけるでしょう。
その時は快くご協力下さい。
よろしくお願い致します。





今こそ結束の時 新しい衣をまといましょう! 昨年度婦人部長


 昨年度は婦人部長として、大変ながらも沢山のお恵みを頂き、
神の愛の深さに触れる事が出来ました。
皆様のご協力はもとより、委員会で成長させてもらえた事にも感謝申し上げます。
本当に有難うございました。


 さて、今年度より防府教会は名実共に「広島教区」の司牧となります。
今迄は、イエズス会の広き心に甘え、守られて参りましたが、
これからは、子供が親から自立するが如く、成長して行かなければなりません。


 先ずは何より『自分達の教会は自分達でまかなう』と言った所でしょうか。
人生の優先順位は何か、自分にとって教会はいかなる存在か。
イエズス様がご受難から復活を遂げられたのなら、
私達も重く鎧を脱ぎ捨て新しい衣をまといましょう。

今こそ〝信者同士の結束と成長‴を求められているのかも知れません。





津和野乙女峠殉教者碑レプリカリレー


 広島教区内を巡回しています乙女峠殉教者碑のレリーフを
3月13日(金)徳山教会から引き受けまして、一週間防府教会で
お預かり致しました。


 その後、3月20日(金)萩教会へ引き継ぎました。
殉教者の一日も早い列聖をお祈りすると共にリレーしていく
教会同士の小さな親睦にもなりました。


 5月3日(日)津和野乙女峠つりでミサで、
乙女峠にレリーフを迎えます。





会計からのお知らせとお願い


4月から山口・島根地区の司牧がイエズス会から教区へ移ります。
これに伴い山口・島根地区へのイエズス会からの補助がなくなります。


これからは、教会の運営や教区の活動を信徒全体で支えることが
一層必要となります。
厳しい経済状況が続いていますが、教区の維持・発展のために
教会維持費の納入・水道・光熱費をはじめ経費節減をお願いいたします。




行事予定


04/05(日) 復活祭

04/11(土) 教会委員会

04/12(日) 教会学校開校式

04/26(日) 婦人部全体会 ミサ後




お知らせ


◇5月2日(土)のミサについて

5月3日(日)防府教会のミサはありませんので、
5月2日(土)9時30分からのミサが、3日(日)のミサになります。



◇山口・島根地区ロザリオの祈りの集い

5月8日(金)防府教会で行われます。
ふるってご参加ください。
準備や当日のお手伝いもよろしくお願いします。



◇転入

彦島教会からお1人が防府教会へ転入されました。
どうぞよろしく!



◇帰天

3月25日 お祈りください。
ヨゼフ 亀川晟さん






津和野 乙女峠まつり
2015年 5月3日(日)


今年は、山口教会と合同で貸し切りバスを利用します。
乙女峠に登れない方も、津和野教会でミサに与ることが
できますので、是非ご参加ください。


■行き
・集合時間 佐波児童公園
・出発時間 8時


■帰り
・津和野発 15時
・防府着  16時30分頃


■バス代
・大人3000円(片道 1500)
・子供1500円(片道 800)



弁当代 600円



津和野教会でのミサ
担当司祭 小崎次郎神父



information

Tsuwano Pilgrimage.Sunday May 3.
A bus will leave from the church at 8am.
Round-trip fare is 3000yen.half-fare for
children.It willreturn at 4.30pm.
Obento is 600yen. MaKe your
reservation soon.
For those who go by car.the procession
leaves Tsuwano Church at 11am.

There will be no Mass in Hofu on May.3
Sunday School

Opening ceremony for parents and
children will take place after Mass at
10.30 on Sunday.April 12.



受付窓口時間変更のお知らせ


4月1日より

月・水.金曜日
12時~16時


木曜日
11時~15時


土曜日
10時~15時


火・日・祭日
お休み


となります。
ご迷惑をおかけしますが、
よろしくお願いします。