昨夜は但馬地方でも雨が降り
朝に水やりバケツは満杯になっていた。
全国的にまだ雨が続くので
災害の無い程度で降ってと願うのである
昨日は18日で観音様の事を書きましたが
ふと、二間観音の事を思い出した。
二間観音は真言僧になってからもあまり
聞いた事がなかったのですが、
ある時の京都東寺で行われる、
後七日御修法と呼ばれる弘法大師空海より
始まった国家安泰・玉體安寧を祈る行事で
師僧が二間観音供の担当となったので
その時初めて知りました。
由来は歴代の天皇陛下が京都におられた長い期間
陛下の住居宮中清涼殿の二つの間に安置されて
いたので二間観音と呼ばれるようになり
その間で真言僧が天皇陛下の安寧を祈ったそうです
二間観音は、鎌倉時代の作と言われている
重要文化財で観音菩薩・梵天・帝釈天の3尊の立像です
この二間観音ですが、ネットで検索した処が
文化庁・宮内庁・読売新聞社が推進する
『紡ぐプロジェクト』で修復されて
東寺の東寺名宝展でコロナ渦の中でも
5月25日まで25年ぶりに公開されていたそうです。
いつもながら、何というご縁の無さか・・・・涙
法道寺