こんにちは業務です。
前回はマッサンでおなじみのニッカウヰスキー余市蒸留所行ってきました回でしたが、せっかくなので今回も限定品のレビューでもしてみます。
①左から 蒸留所限定 余市2000’s
2000年~2009年蒸留の樽をミックスしたウイスキーです。
市販のものはたいてい40~43度に加水調整されていますがこれは55度
若さも感じますが以前の余市らしさも感じるパワフルなお酒です。
現行のやけに飲みやすく個性が薄くなったノーマル余市NAより自分はこっちのほうが好きですね。
②紫のラインの 蒸留所限定 原酒シェリー&スイート
以前の12年よりは若さも感じますが、NAの割にはしっかり熟成している感じです。名前の通りいかにもシェリー樽熟成のレーズンやワインのような甘味渋みがあり、名前の通り甘目でしっかりとおいしいウイスキーです。
③黄色のラインの 蒸留所限定 原酒ウッディ&バニラ
同じく以前の12年よりは若さも感じますが、とはいえ十分な熟成感はあります。そして以前のものよりバニラ感は強くなっている印象です。メロンっぽい香りもあり、バーボンに近い部分もありますがモルトウイスキーらしくすっきり飲めてこちらも良いですね。
②③以外に原酒シリーズではピーティ&ソルティというラインナップがあるのですが、試飲したところだいぶ個性が薄まった感じがあり今回は買ってきませんでした。スモーキーさはあるはあるのですが軽い感じで燻製のような熟成感はありません。
現行の余市NAが個性が薄くなったのはこのピーティ&ソルティがパンチ不足なのが原因かなと思ったり・・・(-_-;)
④陶器ボトルのアップルブランデーXO(限定品じゃないけどあまり売っていませんw)
フランス産ではありませんが味はまさに正統派カルヴァドスのお味、というかカルヴァドスと飲み比べてどっちが日本産がわかる気がしませんwこれはこれで良いです。
②③はそれぞれに個性派ながら市販の余市NAよりはるかにニッカらしく良いものだと思います。これが普通に東京で買えたらいいのですが・・・
また今度余市へいきたいものです。
ハウスフレンド
