カーオーディオの調整 (ゲイン調整とイコライザー調整) | ホットワイヤード(HOT WIRED) オフィシャルブログ -NAGOYA 052 MOTORING-

カーオーディオの調整 (ゲイン調整とイコライザー調整)

愛知県名古屋市で、カーオーディオカスタム、カーセキュリティー、バイクカスタム、ドレスアップのプロショップをやっております、ホットワイヤードの三輪です。
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当店の新入君が、自作で組んだカーオーディオで、ハイファイ系のカーオーディオのコンテストにでる事になり、せめてもと思い、音調整だけやってあげる事にしました。
イベントの名前は、「ハイファイサウンドミーティング2011 in ラグーナ蒲郡」だったかな?

システムはいたってシンプル。
CDプレーヤーに、カロッツェリアのフロント用2CH.アンプで、パッシブを通してフロントスピーカーを鳴らし、キッカーのサブウーハー用のモノラルアンプで12インチのウーハー1発を鳴らしています。

まずはヘッドユニットのゲイン調整から、DEH-P01。
さすがはハイエンドモデル、ボリュームMAXの62でわずかに歪む程度。
出力も5V以上あります。
出力が5Vでは、アンプに入った時点でディストーションしてしまうので、ボリューム59の約4Vくらいで設定。
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次はアンプのゲイン調整。
アンプのゲイン調整って、ほとんどの人が耳で聞いて、適当にダイヤル回してセットしていますが、そう言うセッティングではダメです。
オシロスコープを使って、音が歪む直前の最大ゲインにセッティングします。
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最大ゲインを調整しないで適当に聞いていると言うのは、例えると、クルマのエンジンが何回転で最大何馬力出力するかも知らずに、適当なギアでエンジンぶん回して走っている様な物です。
ほとんどの人がゲイン上げ過ぎで聞いています。

ヘッドユニット、プリアンプ、プロセッサー、パワーアンプなど、色々な機器を積んでいるシステムの場合は、このゲイン調整がさらに重要になってきます。
すべての機器のゲイン調整をして、すべての機器が同時にクリップ(歪む)用にセッティングする必要があります。
人間の耳では無理です。

次はイコライザーの調整です。
こちらは耳のものすごく良い人だったら、耳だけでできるかも。(笑)
DEH-P01は、31バンドのイコライザーを搭載しているので、細かい周波数の設定が出来ます。

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うーん、ウーハーボックスが良くないのでローエンドが40と50Hzばっかりになっちゃってます。(^_^;)
フロントスピーカーもミッドレンジが全然鳴ってない・・・。
できる限り車内で理想的な周波数特性になるように調整して、一応なんとかしました。
が、イコライザーのかけ過ぎなのか、音に鮮度がない。
まぁアンプのせいかも知れないし、何とも言えませんね。

で、コンテストの結果は23台中9位。
自作のクルマは一台もなく、すべてハイファイ系を自称しているショップさんで組んだ車両の中で、素人が自作で組んだカーオーディオが9位ってどーゆーこと?(笑)
写真を見せてもらいましたが、まー皆さんさすがにハイファイ系、超高級ユニット搭載している車両ばっかりでした。(^^)