父の初盆のハプニング
①に続いて②です。
お寺の住職さんから
「今年は息子に行かせます」
という連絡を受けた母。
「たしかまだ大学生だけど、
家を継ぐことにしたのかな?
お父さんの初盆は
見習いさんの練習台でなく
きちんとしてもらいたい。
でも、そんなことを言えないし![]()
まぁ…修行を温かく見守るのも
檀家の勤め。寛容になりましょう
」
法事やり直し
若い息子さんが
お経をあげてくださるので
たどたどしく一生懸命お勤めされ
初々しい供養でした。
ただ、かなり端折って短いため
「あれ?
なんかおかしいなぁ」
「いつもなら
回し焼香をするのに
なかったなぁ」
心の中で首を傾げていると
あっという間に終了。
新米のお坊さんは
「檀家に顔を覚えてもらっておいで」
とお寺から送り出されただけなので
こちらに関心がなく
故人についても
何もお尋ねにならないので
話が続きません。
ご自身の修行の感想を語られるだけ。
「最初の1ヶ月は正座がしんどかった」
そこで、こちらが気を使って
「お若い方は正座に慣れてないから
大変ですね。
でも跡継ぎになられて
お父様はご安心でしょう。
親孝行ですね![]()
いつも明るいお母様と楽しいお話を
させてもらっていますよ」
ねぎらい、褒め
お茶菓子で接待しお見送りすると
親子でグッタリ![]()
母は残念そうにポツリ。
「不謹慎かもしれないけど
初盆だからお布施を多めに
入れたのよね。こんなことなら
少なくてよかったなぁ
」
でも気を取り直し、
夕方ゆっくりお茶していると
住職さんから電話が![]()
「初盆用のお経じゃなくて
通常のお経をあげたそうで申し訳ない。
しっかりしていると思って任せたが、
こんなヌケがあるから油断ならない。
これから私が出向くので
お経をあげ直しさせて下さい」
えぇ〜っ![]()
もう夕飯どきだけど![]()
また接待の追加かぁ…![]()
結局
追加供養してもらいました。
「主人も
1日に2度も念入りに
お経あげてもらって
満足していると思います
」
とお礼を言う母。
でも…
仏事が大の苦手だった父だから
きっとグッタリしてるだろうよ![]()
そんなハプニング初盆でした。

