ゴールデンウィークあたりから
夫婦でアスペルガーについて
ちょこちょこ雑談するようになりました。
 
今回は、
思い込みはなぜ起きる?
について。
一般の通常発達の人を
定型発達と呼びます。
 
それに対して、
知的障害がなく
社会生活は問題なくおくれるけど
発達に凸凹があるタイプを
非定型発達と呼びます。
 
 

私の夫は、

自閉症スペクトラム障害

(アスペルガー症候群=ASD)

非定型です。

 

コミュニケーション障害ともいわれ、

会話がかみ合わないことがあります。

 
だけど、私たちは誰でもグレーゾーン
 
脳が疲れると、非定型にちかくなり、
脳が元気になれば、定型にちかくなる。
 
アスペルガーの人が
脳の使い過ぎ
エネルギー不足になると
脳の前頭前野の働きが弱くなります。
 
その結果、冷静な判断がむずかしくなり
ひらめいたことを真実だと錯覚し、
思い込みが起こるのです。
 
 

 

前頭前野ってなあに? 

 

私たちの脳の前頭前野の役目とは?
 
カッとなっている場合じゃないぞ、と
冷静になる感覚担当しています。
人それぞれ、立場や見方が違うことが
理解できる。
 
将来のために今自分は何をすべきか
考え行動する。
 
この前頭前野の機能が弱い人が
非定型発達だそうです。
 
 

 

うつ病などメンタルさんになると 

 

娘がうつ病、社交不安障害が重いとき、
 
幸せホルモン(セロトニン)が不足し、
脳の前頭前野の動きが弱くなりました。
 
客観的な判断がむずかしくて
被害妄想気味になります。

 
この食べ物のせいで、調子が悪いんだ。
一生食べちゃいけない!
 
この人と会うと、
楽しいのに具合が悪くなる。
だから相性が悪いのかもしれない!
 
「なんとなくそんな気がする魂
という根拠のないことを思いついて
 
数日後には
「そうにちがいない!
と信じ込んでしまう。
 

幸せホルモン(セロトニン)の量が増えると

前頭前野が元気になり、
思い込みをはずせるようになってきます。
 
 
「うつ病が重かった頃の私は、
体調不良について
あれこれ理由をこじつけて
自分を納得させてた。
自律神経の乱れが原因なのにね爆  笑
でもそんな風に思いこむくらい
前頭葉の動きが弱ってたんやなぁ。
しゃーないわおいで
 

 

生まれつき、非定型の主人 

 

非定型発達(アスペルガー)の主人は
セロトニン不足気味なので前頭前野が弱い
 
だから、
人の言葉の奥にある
裏腹な気持ちがわからない。
 
想像することがむずかしい。
 

 

主人

「相手がってることがわかる。

でも、それがなぜか分からないもやもや

相手の怒りを鎮めたい。

だから的外れな理由しぼりだす。

頭に浮かんだことを

”これが原因だ”

勝手な憶測できめつける。

解決したような気分になる。

相手に確認をしないで

自己完結するけど

だいたいハズレている。

トンチンカンな誤解のまま

家族や同僚に迷惑な言動をつづける。

思いつきを口に出してしまうから、

ますます相手の怒りを買う。

相手の信用を失う

 

この流れを絶つには

どうしたらいいんだろう?」

 

主人と私がしている工夫は・・・

 

⑥へつづきます