ゴールデンウィークあたりから
夫婦でアスペルガーについて
ちょこちょこ雑談するようになりました。
今回は、
思い込みはなぜ起きる?
について。
一般の通常発達の人を
定型発達と呼びます。
それに対して、
知的障害がなく
社会生活は問題なくおくれるけど
発達に凸凹があるタイプを
非定型発達と呼びます。
私の夫は、
自閉症スペクトラム障害
(アスペルガー症候群=ASD)
非定型です。
コミュニケーション障害ともいわれ、
会話がかみ合わないことがあります。
だけど、私たちは誰でもグレーゾーン。
脳が疲れると、非定型にちかくなり、
脳が元気になれば、定型にちかくなる。
アスペルガーの人が
脳の使い過ぎで
エネルギー不足になると
脳の前頭前野の働きが弱くなります。
その結果、冷静な判断がむずかしくなり
ひらめいたことを真実だと錯覚し、
思い込みが起こるのです。
前頭前野ってなあに?
私たちの脳の前頭前野の役目とは?
カッとなっている場合じゃないぞ、と
冷静になる感覚を担当しています。
人それぞれ、立場や見方が違うことが
理解できる。
将来のために今自分は何をすべきか
考え行動する。
この前頭前野の機能が弱い人が
非定型発達だそうです。
うつ病などメンタルさんになると
娘がうつ病、社交不安障害が重いとき、
幸せホルモン(セロトニン)が不足し、
脳の前頭前野の動きが弱くなりました。
客観的な判断がむずかしくて
被害妄想気味になります。この食べ物のせいで、調子が悪いんだ。
一生食べちゃいけない!
この人と会うと、
楽しいのに具合が悪くなる。
だから相性が悪いのかもしれない!
「なんとなくそんな気がする
」
![魂](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/677.png)
という根拠のないことを思いついて
数日後には
「そうにちがいない
」
![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
と信じ込んでしまう。
幸せホルモン(セロトニン)の量が増えると
前頭前野が元気になり、
思い込みをはずせるようになってきます。
娘
「うつ病が重かった頃の私は、
体調不良について
あれこれ理由をこじつけて
自分を納得させてた。
自律神経の乱れが原因なのにね![爆 笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
![爆 笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
でもそんな風に思いこむくらい
前頭葉の動きが弱ってたんやなぁ。
しゃーないわ
」
![おいで](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/129.png)
生まれつき、非定型の主人
非定型発達(アスペルガー)の主人は
セロトニン不足気味なので前頭前野が弱い。
だから、
人の言葉の奥にある
裏腹な気持ちがわからない。
想像することがむずかしい。
主人
「相手が怒ってることがわかる。
でも、それがなぜか分からない
相手の怒りを鎮めたい。
だから的外れな理由をしぼりだす。
↓
頭に浮かんだことを
”これが原因だ”
勝手な憶測できめつける。
↓
解決したような気分になる。
↓
相手に確認をしないで
自己完結するけど
だいたいハズレている。
↓
トンチンカンな誤解のまま、
家族や同僚に迷惑な言動をつづける。
↓
思いつきを口に出してしまうから、
ますます相手の怒りを買う。
↓
相手の信用を失う
この流れを絶つには
どうしたらいいんだろう?」
主人と私がしている工夫は・・・
⑥へつづきます