不安障害の娘がバイト体験を通して、
自己分析した③自分をみつめる編です。

猛暑のなか、学童保育指導員として子供たちと過ごした翌日、
たぶんバテて起きれないんじゃないかな~って思っていたけれど、

普段通り、朝7:00起床。

「バテているけれど眠くはない。
キツイとか疲れたよりも
楽しかった気持ちが大きい。しあわせ。」

「バイト体験を認知行動療法用紙に記録しておく?
一緒にやってみる?」

ヒヤリングしてくれるの?
私一人で振り返る自分に対して
ネガティブなダメ出しをしてしまう。
これもダメ、あれもダメって(苦笑)
だから、一緒に俯瞰(ふかん)してくれると助かるよ(*^_^*)」

認知行動療法って、
やりっぱなしではなく
体験後の見つめる作業が一番大切なんですよね。

※この作業を省いてしまうと、ただバイトしただけで終わります(;^ω^)

(写真は 2015年 一反木綿ムース ラテアート)

ここから娘の行動療法レポです。
【バイト前に気をつけたこと】

・子供の心理学など、知識や情報を入れすぎないように気をつけた。
 (自分にプレッシャーを与えない)

・何かはじめる前は神経が高ぶって、買い物依存になる傾向があるから我慢。
 (新しい服や化粧品、文具を買って気晴らししたくなる衝動をこらえる)

美容院へ行きたくなる衝動もおさえた。
 (気合をいれすぎず、普段の自分でいることを心がける)
(2014年夏 鳥取にて)

【バイト前の予期不安】

・コロナ・怪我・地震など突発的できごとがあったらどうしよう。

保護者の人から厳しい意見やクレーム、質問があったらどうしよう。

ベテランさんから「使えない奴」と思われたらどうしよう。

・主任先生の脚をひっぱらないようにしなくちゃ。
 リーダーさんのペースを乱さないように気をつけなくちゃ。
 それぞれの先生で、保育のやり方が微妙に違うから、あわせられるかな?

・勤務中に体調不良になったらどうしよう。




【実際はどうだったか】

トラブルなどなかった。

保護者の方々もねぎらいや気持ちの良い挨拶をしてくださった。
 一日の終わりにやりきった感を感じられてうれしく、満足感・充実感が得られた

先生から注意や指摘などなかった。
 とても優しくこちらに気をつかいながら、リードしてくれた。

・勤務中、頭がぼぉーっとすることがあったが
 こどもたちがお昼寝中、私もマインドフルネスを心がけた。




【体験を通して】
一番私が気にしていることが、はっきりした。

それは、職場の人から
気が利かない人、つかえない人、
思われたくないということ。

他人に思われたくない事って、

ほんとうは、、
自分自身が他人に対して思っていることなんだ

モタモタしている人、気がきかない人に対して
「なんで?」と思ってしまう。

テキパキしている人がカッコいい、
優れていると思いこむ自分。

器用にこなせる人に憧れてしまう。

のんびり屋さんや、大らかな人を劣っている、と見下してしまう自分。

すると、バリバリこなす、真面目にがんばる人を演じてしまう。

だから、ストレスがたまりやすい。

その思考を少しでも変えることができたら
どんなに優しく温かい気持ちですごせるだろう。
どんなに心が軽く、ラクに生きられるだろう。

そうなりたいなぁ。

そうなれるかなぁ。


自分の心のクセに気づくことができたそうです。

コロナ禍であっても、学ぶことってできるものですね(*^^*)