不安障害の娘がバイト体験を通して、
自己分析した③自分をみつめる編です。
たぶんバテて起きれないんじゃないかな~って思っていたけれど、
普段通り、朝7:00起床。
「バテているけれど眠くはない。
キツイとか疲れたよりも
楽しかった気持ちが大きい。しあわせ。」
「バイト体験を認知行動療法用紙に記録しておく?
一緒にやってみる?」
娘
「ヒヤリングしてくれるの?
私一人で振り返ると自分に対して
ネガティブなダメ出しをしてしまう。
これもダメ、あれもダメって(苦笑)
だから、一緒に俯瞰(ふかん)してくれると助かるよ(*^_^*)」
認知行動療法って、
やりっぱなしではなく
体験後の見つめる作業が一番大切なんですよね。
※この作業を省いてしまうと、ただバイトしただけで終わります(;^ω^)
ここから娘の行動療法レポです。
【バイト前に気をつけたこと】・子供の心理学など、知識や情報を入れすぎないように気をつけた。
(自分にプレッシャーを与えない)
・何かはじめる前は神経が高ぶって、買い物依存になる傾向があるから我慢。
(新しい服や化粧品、文具を買って気晴らししたくなる衝動をこらえる)
・美容院へ行きたくなる衝動もおさえた。
(気合をいれすぎず、普段の自分でいることを心がける)
【バイト前の予期不安】
・コロナ・怪我・地震など突発的できごとがあったらどうしよう。
・保護者の人から厳しい意見やクレーム、質問があったらどうしよう。
・ベテランさんから「使えない奴」と思われたらどうしよう。
・主任先生の脚をひっぱらないようにしなくちゃ。
リーダーさんのペースを乱さないように気をつけなくちゃ。
それぞれの先生で、保育のやり方が微妙に違うから、あわせられるかな?
・勤務中に体調不良になったらどうしよう。
【実際はどうだったか】
・トラブルなどなかった。
・保護者の方々もねぎらいや気持ちの良い挨拶をしてくださった。
一日の終わりにやりきった感を感じられてうれしく、満足感・充実感が得られた
・先生から注意や指摘などなかった。
とても優しくこちらに気をつかいながら、リードしてくれた。
・勤務中、頭がぼぉーっとすることがあったが
こどもたちがお昼寝中、私もマインドフルネスを心がけた。
【体験を通して】
一番私が気にしていることが、はっきりした。
それは、職場の人から
気が利かない人、つかえない人、
と思われたくないということ。
他人に思われたくない事って、
ほんとうは、、
自分自身が他人に対して思っていることなんだ。
モタモタしている人、気がきかない人に対して
「なんで?」と思ってしまう。
テキパキしている人がカッコいい、
優れていると思いこむ自分。
器用にこなせる人に憧れてしまう。
のんびり屋さんや、大らかな人を劣っている、と見下してしまう自分。
すると、バリバリこなす、真面目にがんばる人を演じてしまう。
だから、ストレスがたまりやすい。
その思考を少しでも変えることができたら
どんなに優しく温かい気持ちですごせるだろう。
どんなに心が軽く、ラクに生きられるだろう。
そうなりたいなぁ。
そうなれるかなぁ。
自分の心のクセに気づくことができたそうです。
コロナ禍であっても、学ぶことってできるものですね(*^^*)




