バイトを解雇された青年は

新天地での再出発を夢みる。

 

「父さん、

卒業後は1000ドルやるから

欧州へ行けって言ってくれたね?」

 

「あぁ。

でも、もう献金したから金はないよ」

 

TVから目を離さず答える両親。

 

彼らが見ているのは

牧師が寄付を呼びかける姿だった。

 

「家を抵当に入れ

を売りに捧げましょう!

あなた方に車は必要ありません

 

 

レポマン

アレックス・コックス監督

1984年

エミリオ・エステヴェス

ハリー・ディーン・スタントン

ヴォネッタ・マギー

オリヴィア・バラシュ

 

 

  永野CHANNEL

芸人永野さんの解説つき映画番組が

はじまりましたね。

 

映画愛あふれる方とは知らず…

おみそれいたしました。

 

しかも!

「レポマン」を一発目に選ぶとは…

感謝感激ハートありがとうございまーすお願い

ポスター展で気になってた1本です↓

冒頭からオモロイのよ爆  笑笑い

白バイが一台の車を止める。

「トランクをみせてもらおう」

「やめたほうがいいぜ」

トランクのフタを開けると白く発光。

煙が警官の身体を包み

ブーツを残して身体が消滅した。

 

 

  確信犯的ダサさが愛しい

1台の車を人々が奪い合うだけなのに

気の利いたフレーズが多くていい感じグッ

まともな社会問題を

まともに描くと

ありきたりな映画になっちゃう。

 

だから、真面目なテーマを

イカレポンチに描くことで

枠にとどまらない作品に仕上げています。

 

社会風刺(ブラックジョーク)と

イケてない登場人物によるグダグダ感!

「ナポレオンダイナマイト(バス男)」

と同じく、全体に流れるユルさが

もぉ~たまりません爆  笑笑い

この手の映画のウリは、

落ちこぼれを渇いた笑いで肯定する

自由度の高さが特徴です。

西部劇、アクション、SF、青春を

ダサくパロディ化したカルト映画

 

  感想

”平凡な奴は嫌だな。

平凡な奴はスリルを避ける。

だがレポマンは危険に飛び込む”

 

 

先輩たちが新人に贈る

レポマンの流儀

スガシカオ音符が流れてきちゃうよねぇチュー

レポマンとは回収屋のこと。

ローン未払者から車を回収する仕事。

要するに車泥棒です。

主人公のパンク青年は

エミリオ・エステヴェス演じる

少年院あがりのオットー。

なりゆきでレポマンに加わり

諸先輩がたに教育されます。

「スリルに飛び込め」とバド。

「心の科学を読め」とライト。

商売敵ロドリゲス兄弟と勝負したり、

ガールハントしたり

刺激のある人生に

足を踏み入れ

何度も危険な目に

遭遇します。

そんな中で

ロサンゼルス用水路での

カーチェイス(??)が可笑しい

アクション映画の常識では

クラッシュ、ジグザク走行が

お約束だけどレポマンは違う(笑)

誰もいない幅広い用水路で並走、

斜めの壁を走るだけw

泥水でスピンしただけで

大満足の表情の彼らが可愛い爆  笑笑い

その頃、ロサンゼルスでは

白い防護服を着た捜査班が出現。

アルコール依存症で

行き倒れた人々を回収していく。

新聞にはこんな見出しがおどる。

地球外生物の上陸を警告する

オットーはナンパした

科学組織のレイラから宇宙人の話を聞く。

宇宙人の存在を世界へ知らせようと

科学者が死体を盗み、運んでいる。

宇宙人をのせた車に

2万ドルの賞金がかけられ

政府もチンピラも宗教団体も

レポマンも血眼で探し始める。

64年型シェビーマリブをさがせ!

奪ったり取り返したり、

車は人から人へと渡る。

そんな連中を尻目に

整備士ミラーだけはどこ吹く風。

「世の中の連中は

不思議で謎めいたことに夢中になる。

UFOにバミューダトライアングル

一部だけみて全体を見失うんだ」

ついに先輩のバドが車を手に入れた。

「政府になんぞ渡すものか。

懸賞金なんか知るか。

屈して生きるより立って死ぬ」

上空ではヘリコプターが警告。

「その車からはなれろ!」

バドが銃弾に倒れ、車体が緑色に発光。

車は凄まじい熱エネルギーを放出。

防護服の連中は近づけない。

うっかり触れると燃え上がる。

牧師も聖書を盾に近づくが

聖書に火がつき撃沈。

バドに代わって

運転席へ乗り込んだのは

意外な人物だった。

整備士ミラーだ。

彼はオットーを手招きする。

今まで

セックス、ドラッグ、強奪、銃撃戦、

当局に誘拐され、拷問をうけ

救出され、カーチェイスもした。

次なるステージへ行きたい。

皆の手の届かない世界へ!

車は

冒険心あふれる人間を選び

夜空へと舞い上がる。

そのシークエンスはまるで

未知との遭遇、ETのよう。

過去へ向かうのか、

未来へ羽ばたくのか、

 

いずれにせよ

退屈な現代におさらばさ。

 

レポマンの人生は常に強烈なのだグッ