歯が立たない宗教
心霊モノには神父がつきもの。
ロッド・スタイガー演じるデラニー神父が
一家を救おうと必死にあがく姿が魅力的![]()
映画に重厚感が生まれます。
印象に残ったシーン
妻キャシーをマーゴット・キダーが演じています。
ホラーやスリラーがお似合いの女優さんですねぇ。
十字架を握った妻は衝撃をうけ、
慌てて鏡をのぞきに寝室へダッシュ==@
自分の顔をなで困惑の表情に。
鏡に映る顔がどうみえたのか?
詳細な映像がなく想像力を搔き立てられます。
三人の子持ちだけど若作りの彼女。
好きなシーン
蠅が登場する演出が個性的で好き。
すぐ『蝿の王』を思い浮かべます。
自分本位で暴力的な、サタンをしのぐ魔王。
本屋さんに飾られた
『地獄の辞典』ベルゼブブ挿絵が意味深です。
子どもに危険を及ぼす悪霊のパワー、
そして黒犬ハリーの活躍![]()
黒猫ちゃんも一瞬登場しますよ。
父はつらいよ
翌年(1980年)公開された「シャイニング」
今作との共通点が多くて驚きました![]()
シャイニングも事故物件のホテル。
どちらの作品も、時間経過を
〇日目 〇曜日というテロップが出ます。
さらに父親としての重圧を描写。
夫は憑りつかれたように不機嫌になり
黙々と薪を割り続け、斧を研ぐ。
「君とイチャついてる場合じゃない。
仕事しなきゃならんのだ」
金銭的な焦りと父親としての重圧。
再婚相手の3人の連れ子への複雑な想い。
「俺をパパと呼ばないこどもたち。
ラッツさんからジョージになっただけ」
無理して購入した家で起こる不可解な出来事が
神経をすり減らしていく。
妻は夫の顔色をうかがいオロオロ。
娘だけに見える友達が
「ずっと遊びたい」と話す。
息子が怪我をする。
神父へ助けを求めても連絡がとれない。
建物から血が流れる。
夫が斧をふりあげ、扉を壊しはじめる。
シャイニングと共通点が多いけど結末は…?
感想
教会の司祭たちは逃げ腰で
デラニー神父の訴えを却下します。
「殺人者は大抵同じことを言うんだ。
”声を聞いた~”ってね(苦笑)
君が聞いたのは神経衰弱(ヒステリー)だ。
休暇をとりなさい」
ベトナム戦争の帰還兵だったボーレン神父は
仲間たちが戦争の後遺症で
妄想に苦しむ姿をみてきた。
「悪魔なんて想像が生み出した産物」
憐れみをこめて断言する。
デラニー神父が一家へ電話しようとすれば
手に火傷を負い、胸が苦しくなる。
車で知らせにいこうとすると、
ハンドルが動かなくなり事故を起こす。
邪悪な力から一家を救いたいが、
手も足もでない事態になり、
自分の無力さに絶望し、
彼女が見たものとは一体?
警察も教会も役に立たない超自然のパワー。
一家は呪いから脱出できるのか?
最後にひとこと。
安い物件は高くつく。









































