「NHKダークサイドミステリー

ママの好きなホラー映画の基になった事件の

特集やるらしいよ!録画したら?」

 

え、ほんと?やったぁーラブ

 

さっそく録画視聴しました。

せっかくなのでブログに( ..)φメモメモ

 

  アメリカの最恐事故物件

 

アミティビルのオーシャンアベニュー112。

映画「悪魔の棲む家」のモデルで

裕福な一家が殺された事件現場です。

犯人は長男で、事件の数か月前から「殺せ」

という声がして、肉親6人を射殺したと証言。

 

その後、購入した一家

怪奇現象に悩まされ逃げ出し、

さらにその後に入居した一家も出て行く。

 

呪いは本当にあるのか?ないのか?

 

謎の正体にせまる番組でした。

 

  事故物件に住む?住まない?

 

アメリカ人を対象にアンケートを実施。

「事故物件に住むか?」

という質問に45%YESと答えるびっくり!

日本日本では考えられないような数字だけど

アメリカアメリカでは家屋の価値が下がらず、

財産になるため、戸建て住宅はステータス。

マイホームの夢って、事故物件を越えるんですねぇ。

 

イギリスイギリスでは幽霊が出る物件は箔がつく。

由緒ある歴史的建造物として人気が出るそう。

面白いなぁ爆  笑

 

  ホラー映画の生みの親はホラ話

1970年「エクソシスト」で心霊ブームが起き、

1979年「悪魔の棲む家」は390億円もの収益。

それ以降30作品以上の関連映画が

製作されたそうです。

オーシャンアベニュー112の調査に、

「死霊館」でお馴染みの研究家

ウォーレン夫妻が乗り出すけれど、

彼らのように霊を肯定する人もいれば、

霊を否定する人もいて大論争に炎

暴露本が出版されたり、

デマだ!八百長だ!

オカルトブームに沸く時代を賑わせたそう。

 

金銭欲から生まれた

ホラ話(幽霊説)だとしても

 

私は、次の格言が好きだなぁ。

 

”面白い話を

つまらない事実で邪魔するな”

 

野暮な検証をすると、

神秘的な世界の魅力が消えてしまう。

 

ささやかな不安や恐怖が

人々の想像力によって怪談になり、

小説、ホラー映画がつくられる。

それらは、死後の世界や神の存在を

意識できる大事なアイテム。

 

事実でなくてもけっこうグッ

大いに創作していただきたいなぁ~キラキラ

そう思います拍手

 

 

  印象深い3本同時上映

 

中学生にあがったばかりの私は、

「実話ベースのホラーが観たい」

母に同行をおねだりしたけど、

「ホラーなんて嫌よぉ」とあえなく却下。

しかたなく(笑)父に同行してもらいました。

当時、2本立て3本立ては当たり前で

 

「ゾンビ」

「さよならミスワイコフ」

「悪魔の棲む家」

 

という順番で鑑賞しました。

 

「ゾンビ」と「悪魔の棲む家」の間に

「さよならミスワイコフ」が挟まれ、

子ども心に配給会社の思惑(?)を感じるほど

違和感がすごかったです(苦笑)

 

「さよなら~」はホラーに負けず

印象深い作品となりました。

 

なぜなら、

オールドミスの主人公が更年期をむかえ、

校内で黒人青年にレイプされたことにより

性に目覚め、自分を解放させていくという

刺激的な人間ドラマだったからです。

 

不道徳・不謹慎にみえる設定だけど、

等身大の女性心理と、逞しさに

感動すらおぼえたんですよね。

 

ちなみに今作の上映中、

父はいびきをかいて爆睡(^-^;

「ゾンビ」「悪魔の~」

鑑賞してましたけど(笑)

 

 

  ホラーとスラッシャー

はやく気づいて!

はやく逃げて!

 

「なんかこの家、変だ」

「なんだかこの人、あやしい」

危険を感知しても深刻な事態になるまで、

なかなか動こうとしない主人公たち。

そういう

もどかしさを楽しむために

私はホラー映画をみます。

私にとって強い刺激は重要じゃなく

怖さは二の次、三の次。

「恐怖が足りない」と不満を持たずにすみますOK

 

こどもの話を信じてくれない大人、
モタモタして逃げ遅れる人チュー
誤解や軋轢が生まれる、もどかしさ。

こうした恐怖映画や恋愛映画のじれったさが、

たまりません。

ジャンルは違うのに、これからどうなるの?

ってワクワクできるのは同じ。

 

スラッシャー映画は、

ゴア描写・エロティック演出の豊かさを

楽しむジャンルなので

お下品な若者や、ナイスバディのギャルに

ツッコミ入れながら観るのが礼儀かなウインク

 

不道徳・不謹慎・不条理も

案外イケルクチなので、

ゾクゾクを楽しめる

自分自身に感謝お願い飛び出すハート

 

せっかくなので、

「悪魔の棲む家1979年版」

を40年ぶりに観てみようかな。