今年も薔薇のかぐわしい匂いを味わう

5月がやってきましたね。

 

藤もツツジもそれぞれに美しいですが、

とくに薔薇の優雅さにうっとりする季節。

毎年ときめくシーズンですラブ飛び出すハート

アンネフランクのバラ

黄色、オレンジ、ピンク。

中心に灯りがともったようなお花です。

ほんのりグラデーションが表情豊かでしょう?

「アンネの日記」では

逆境のなかの人々の暮らし。

生きる力の輝きが、格別うつくしいと感じますキラキラ

 

バラの花って色んな作品に登場しますね。

 

ファンタジーに欠かせない深紅のバラ。

「美女と野獣」

「不思議の国のアリス」

白い花を赤に変える有名なシーン。

情熱や欲望、執着などを表す赤。

血の色と心の揺れはやはり赤色ですね。

 

恋愛映画に数多く登場しますピンクハート

「プリティ・ウーマン」

赤い薔薇の花束をくわえた

リチャード・ギアが非常梯子を

のぼっていく場面。

高所恐怖症&結婚恐怖症の彼が

彼女への愛に背中をおされ、

克服する姿です。

 

ホラー映画「ローズマリーの赤ちゃん」

悪魔と取引したご主人が

妻を利用する小道具として

真っ赤な薔薇を使います。

 

スリラー映画「回転」

雇われた家庭教師デボラ・カーの恐怖体験。

美しい薔薇を部屋に飾るとしおれてしまう。

不穏なムードの演出に一役かいました。

 

ブラックコメディ

「アメリカン・ビューティー」

ケヴィン・スペイシーが

娘の同級生への欲望を妄想。

赤いバラで表現する、

当時としては斬新な映像でした。

 

サイコスリラー映画「エスター」

母親が亡き娘の代わりに

大切に育てている白薔薇が

養女エスターの餌食になります。

 

ヒューマンドラマ「グリーンフィンガース」

赤い薔薇で告白をする囚人。

黄色い薔薇で恋をあきらめようと決意。

瑞々しい5月にぴったりの佳作です。

 

「妹の恋人」

主人公が大切な人には白い薔薇を。

最愛の妹にはピンクの薔薇を。

人気のヒューマンファンタジーです。

 

イチオシは「ミニヴァー夫人」

薔薇の品評会がでてきます。

”国も人も花も、

互いの美しさ認め合える世界に”

その願いが演出に込められています。

 

近所の公園で、毎年楽しみなのが、

こちらの上品で高貴なたたずまいの赤い薔薇。

イングリッド・バーグマンの名前を持つ花。

ベルベットのような重厚なお花です。

自分の信念で動く強い女優さんですね。

表面的な美しさにとらわれる人を、

寄せつけない凛とした佇まい。

今年も、足をのばして

バラウォーキングしたいなぁ照れ

 

ほかにも、

画家のバラを集めた記事を紹介しています。

作品を想像させる花びらの色と模様です。

 

オードリー・ヘプバーンの作品にちなんだ薔薇

 

ファンタジー映画の題名がついた薔薇

シンデレラ・赤ずきん・眠れる森の美女など

 

 

大物女優の名がついた薔薇

カトリーヌ・ドヌーブ、エリザベス・テイラー

 

 

セント・オブ・ウーマン、タイタニック、

アラビアのロレンスなど

映画の題名がついた薔薇

 

愛しのジュディ・ガーランドの薔薇