あなたから休暇をとりませんか?
どこへ行っても何をするにしても
変わらないもの、それはあなた自身
別人になって本物と区別がつかない
バーチャル体験はいかが?
雨にも邪魔されず、
ホテルの不具合もない
望みのままの旅ですよ!
ご用命はリコール社まで。
 

 

 
トータル・リコール
ポール・ヴァーホーベン監督
1990年
アーノルド・シュワルツェネッガー
シャロン・スローン
マイケル・アイアンサイド

 

公開当時、刺激的な予告CMにときめいて
映画館で鑑賞したSFアクション映画です。
タッチペンで爪の色を変え、
壁面全体が大型テレビになる時代。
空港のボディースキャン装置
身体に仕込まれた追跡装置
腹話術人形っぽいタクシー運転手
本物偽物の自分で敵を攪乱する
ホログラムアクション
 
近未来の世界観が新鮮で
目を輝かせたものでした。
「ブレードランナー」と同じ
フレデリック・K・ディック原作。
 
だけど、今作は哲学要素を控え目にした
明るい娯楽作品ですよ。
 
監督さんによって
ガラリと変わるのが面白いですね!
さまざまな造形のミュータントが登場し、
意外などんでん返しも楽しめちゃう。
 
タオルをターバンみたいに巻いて
おじぎするシュワちゃんが可愛い
アカデミー賞 視覚効果賞受賞
 

 

感想 

 

俺が俺でないのなら
一体なんだ?
 
本当にやりたい仕事じゃない気がする。
 
本当に愛している女は
他にいる気がする。

8年連れ添う妻は
「どこでも住めば都よ」と言うけれど。
 
毎晩、黒髪の女性と火星にいる夢をみる。
なぜだ?
しりたい。
火星へ行ったら何かわかるかも。
記憶商売をするリコール社で
バーチャル火星旅行を申し込むダグ。
 
処置をはじめようとした瞬間
頭の中で何かが起きた!

身体が自然と動き、

あっという間に敵を倒している自分

俺は、一体どうしたんだ?
訳がわからない彼に
ハウザーと名乗る自分からメッセージが!
 
過去の自分をじて、
今は何も考えずに行動するしかない。
刺客に追われながら
火星で手がかりをさがすうち
彼の元へ、リコール社員がやってくる。
「これはあなたの妄想です。
連れ戻しにきました」
妻が優しく声をかける。
「あなた現実にもどってきて。」
今いる場所は、現実か?妄想か?
迷っていたダグの視線が、ある一点に留まる。
リコール社員の額を、がすーっとつたう。
ハッ!
 
一瞬で心をきめ、妻ローリーに告げる。
 
「お前とは離婚だ」
 
ついに自分の正体にたどりつくが
信じたくない事実だった。
二重に仕掛けられた記憶。
俺は俺にられていたのか?
 
空気を金で買う火星社会。
空気独占する者は
世界を支配できる。
 
まさかこの俺が独裁者の片棒
かついでいたというのか?
 

独裁者側につくのか、反乱軍につくのか?

 
独裁者の手によって、
反乱軍地区の空気供給がとめられた!

 

このままでは彼らのが危ない。

タイムリミットは60分。

大切なのは記憶ではなく

どうありたいか。

 
決めるのは、今の自分

さぁ、選べ。