長いなが~~い接吻といえば、
薬師丸ひろ子さんと松田優作さんの
「探偵物語」
当時話題になりましたね(^_-)-☆
ヒロインの旅立ちの日が
まるで花向けのような
抱擁とキスが贈られる名場面。

 

 

 
探偵物語
根岸吉太郎監督
1983年
薬師丸ひろ子 松田優作
岸田今日子 秋川リサ 財津一郎

鎌田敏夫さんの脚本なので

セリフの緩急が魅力的。

 
薬師丸さんの揺れる乙女心
可憐で瑞々しく、
松田優作さんの冷静と情熱のはざまで揺れる
男心は、深い味わい。
岸田今日子さん演じる家政婦さんが
コミカル
お嬢様の気持ちをさりげなく受け止めながら、
うまくあしらう姿にくすっと笑えます

原作者赤川次郎さんの軽いタッチが
バブル時代にぴったり。
懐かしさMAXです。
 
今見ると、音楽も魅力的なんですね。
ヤクザさんの葬儀へ潜入する場面では
007のテーマ同じコード進行の曲調で
気分アゲアゲ。
 
改めてエンタメ性の強い作品だったんだ
と再認識しました(*^m^*)
 

 

あらすじ 

 

女子大生のお嬢様が、
サークルの先輩とホテルの部屋でいい雰囲気に。
突然、叔父を名乗る男が入ってきた!
男はお嬢さまを調査中の探偵だった。
しかし、逆にお嬢様が
彼の素行調査とボディーガード
乗り出したから、さぁ大変!

 

感想 

 

子供扱いしないでよ。
子供じゃないわ。
 
一週間後にアメリカ留学をひかえ、
ちょっぴり寂しく不安な女子大生。
 
自宅の門を出るお嬢さま。
塀をのぞくと、煙草の煙

やっぱりいる!
ついてこないでよ。
 
みながら威嚇する。
 
探偵さんの目の前で閉まる電車の扉。
ベー!
ちぇ、まかれちゃった。。

 
でも、送迎会で
「直美ちゃんへメッセージをどうぞ」
ビデオカメラを向けられる探偵さん。
「あちらの水があわない場合もあるから、
くれぐれも生水など飲まないように…」
 
な~~んて、真面目な顔で答えている。
大学のキャピキャピ女の子に囲まれて
「ねぇ、おじさん、踊りましょうよ!」
腕をひっぱられても、断る探偵さん。
私のコトだけ見てくれてる。
なんだか、いい気分。
口元がほころぶお嬢さま。

 

「ねぇ、チークダンスの相手がいないから、
つきあって。これも仕事よ!
 
探偵さんも、ちょっとしげに
命令ですか?
女の子の肩をぎこちなく抱く探偵さん。
その夜、お嬢さんは探偵さんを尾行し
素行調査を開始する。
「遊びじゃないんだぞ」
女の子の気まぐれに迷惑顔の探偵さんと、
お転婆さんの凸凹コンビが誕生し、
殺人事件の謎に迫っていく。
ナメクジ貝殻を合わせると
でんでんむしになるペンダント、
トラックの荷台のガラスに
2人の姿が映るハラハラ感♪
アパートの窓から窓へうつる
体当たりシーンが楽しい。
ラブホテルのシャワー室の換気口シーン。
真っ赤なパンプスがにょきっと出てくる面白さ。
そしてなんといっても、
松田優作さんの男心
とってもチャーミング
 
相手は子供だぞ。
 
依頼主に頼まれた、これは仕事なんだぞ。

気持ちがれる。

その姿が、なんともいいですね。

お嬢さんの嘘の告白
本気で怒ってしまう自分。
 
なにやってんだ、俺・・・
 
ぶっきらぼうにお茶をつぎ、
「これを飲んだら帰ってくれ」
 
一方、たった一週間で
 
ぐ~んと成長したお嬢さま。
 
自宅へ帰る足取りが自然とゆっくりに。
 
もうついてこないのね、探偵さん。
 
門の上によじ登り、振り返る。
 
やっぱり、いない。
 
空港でも、一縷の望みを持って。。
そんな彼女の瞳がとらえたのは…
少女時代の終わりと、
女性として社会に出ていく節目のキス
 
高揚感と爽やかさあふれるラストシーンは
どうぞあなたの目で。