ロバート・ダウニー・Jrの
芸達者ぶりを満喫できる
ファンタジーコメディ。
4人の男女が乗ったバスの運転手が、
わき見運転!
その頃、自家用車で産院へ向かう
妊婦が産気づく。
「わぁ~ぶつかる!」
バスの運転手がハンドルをきる。
車内で生まれた赤ん坊は
一人遊びのうまい子に成長。
4人は見えないトモダチとして
少年の守護霊になっていたのだ。
邦題をみて
「抒情的なラブロマンス?」と勘違いして
ずっとスルーしてました(汗)
原題はHeart and souls
心と魂。
変幻自在に声色、仕草を使い分ける演技力!
感想
愛することを怖がらないで。
心残りのない人生をおくってほしい。
7歳のトーマスの家に
「親が虐待をしているのでは?
競馬場で馬券を子供に買わせているのは本当か?」
「あの子は少しおマセさんなだけよ。
異常者扱いしないで。」
この子のためにならない。
この別れの場面がいいシーンなんですよ。
じんわり、涙、涙。
他の人には見えないフリをするから。
大丈夫、きっと僕らのことは忘れるよ。
大丈夫、きっと新しいトモダチができるよ。
大丈夫、私たちは静かにそばについている。
皆を忘れるなんてできない。
新しい友だちなんかいらない。
4人の名前を呼びながら
泣きじゃくるトーマス。
この子を抱きしめたい。
しかし、
他人に自分の本心を見せない、
臆病な青年になっていた。
仕事人間になり、恋人との関係もギクシャク。
ハリソンの夢をサポートするシーン。
しかし極度のあがり症で
無理だ。失敗する。
恋人(エリザベス・シュー)が
「自信を与えてくれてありがとう」
緑色の天国バスにせかされつつ
ひとり、またひとり、
しかし、最後の一人の望みが、
まさかの展開に。。
バスの運転手が思わず、
神様に奇跡をお願いするクライマックスへ。
ぜひ貴方の目でご覧くださいね。
心温まるファンタジー作品です。