「皆さんの会話の途中にでてくる顔のような物は何ですか?」
(ほし)はニッコリ微笑み(^ー^)と入力する。
SNSのチャットに(ハル)が仲間入り。
ウマが合う男同士、メールのやりとりを積み重ねていく。
ハル「今度、一緒に酒でも飲もう!
ほし「あの・・・本当は私、女なんです。

「(ハル)」森田芳光監督1996年

深津絵里、内野聖陽、戸田菜穂

洋画「her/世界でひとつの彼女」をみたら、
邦画「ハル」を見たくなり、久々に再鑑賞したんですけれど、
懐かしい時代が、むしろ新鮮に思えてなごみます。
文字の魅力にクラクラきて参りました(*´ー`*)

も、誤解も、言葉を選ぶ気遣いも、すべてにキュン💓
デジタルで出会った2人だけどアナログです。

空洞化生活を送る男女が、パソコン通信を通して癒されていく。

深津絵里さんが夕飯の献立を筆ペンで書く姿も、
内野聖陽さんがトムヤムクンの試食販売する姿も、ほっこり。



【感想】

ヒッチコックの裏窓みたいのが好き。
人の生活を遠くで眺めていたい。



キラキラ輝くになりたい。
でも私は、カッコつきの・・・(ほし)
所詮、

男の人とつきあうのが面倒に思える。
自分と会っていないとき、何を考えているのか、
想像して悩むのがめんどくさいから。
答えがすぐに出なくて、しんどい。
byほし


あれこれ想像するのが楽しいんじゃないか。
誰だって、自分のことをわかってくれる愛してくれる人がいるはずだよ。
周りをみてごらん。
byハル


デパート店員→パン屋→コンパニオン→図書館員、若いうちに、何でもやってみようと思う。
ストーカー男に写真を撮られ、
御曹司から愛のない結婚を条件にプロポーズされる(ほし)


その間、さりげなく助言してくれたり、励ましてくれたのは(ハル)だった。

好きなシーンは新幹線での七夕シーンです✨


いつも話をしている相手のこと、一目みてみたい。

真っ赤なワンピースに身を包んだ(ほし)が赤いハンカチをふる。
新幹線の窓から(ハル)が白いハンカチをふる。
2人は8ミリビデオ片手に、相手を撮影する。
時速200キロのスピードで通過するハル。
よく顔は見えないけど、たしかに実在した!


想像が膨らんでいく。

少し距離が縮まったような気がする(*^-^*)

そんなとき、SNS映画フォーラム(ローズ)がやってきた。
エッチな事ばかり言うローズ。
ひょっとしたら、女じゃなくて男が成りすましているのかも。

(ほし)の文章に女心がチラリ。
綺麗なバラにはトゲがあるので、気をつけてくださいね。


(ローズ)役の戸田菜穂さんがまさにイメージ通り!


(ほし)と対照的な、今どきの女の子。
積極的で快活な彼女は自由人にみえるけれど・・・本当のところは。。
そう演じているだけで、身持ちが固く、芯のある女の子なんですねぇ。
じつは、物語の重要なキーマンびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!


(ほし)は予期せぬ事態に、
自分でも驚くほど大きなショックをうける。


ハルへメールを送る日々がSTOPしてしまう。

―あなた宛てのメールはありません―

画面の文字を見つめる、ほし と ハル。
しさがふっと湧いてくる。

自分の生き方を模索する2人が、ゆっくりと変わっていく。踏み出していく。

―1件のメールが届いています―
PC画面ををキラキラさせてのぞきこむ(ほし)。


ついに、心をきめる瞬間がやってきた。


観た人の心に、ほんのり春(ハル)がやってくる。
そんな可愛い物語です🌸