「なんだかこの会社、気味悪いわ」
妻は夫の就職先に一抹の不安を覚える。
成績優秀なミッチは法律事務所に就職する。
しかし組織には裏の顔があった。やがて妻の不安は現実のものとなる。
この事務所を辞めようとした弁護士が
相次いで死亡している事実を知る。
妻の存在が脱出の鍵となる秀逸なサスペンス。
トム・クルーズが深紅のバラを妻に渡す場面。
大変に美しくて・・・
「太陽がいっぱい」のアランドロンを
彷彿とさせますね。
ファンの方はさぞかし眼福だろうなぁ「依頼人」に登場した
メンフィスという南部の街。
この「ザ・ファーム」の舞台もメンフィス。
どちらの作品にも
エルヴィス・プレスリーのテイストが。
黒人のメイド、ナマズ養殖、綿花取引所、
ミシシッピ川の汽船、
ご当地カラーが強い作品です。
トム・クルーズが若手弁護士ということで、
法廷劇を想像していたけれど全然ちがう(笑)
自由を求める脱出劇!
面白いサスペンスでした~
「若造、なかなかやるじゃないか」
という顔が、いいですよ。
感想
あなたががむしゃらに働くのは
私のためじゃない。
リッチな暮らしの仲間入りで、興奮するミッチ。
金輪際、貧乏暮しは御免だ。
もどるものか。
「貧しかった(幸せな)あの頃を思い出して。
最後に笑ったのは・・・」
お金や地位、
そんなものどうだっていいじゃない。
夫婦の間にすきま風が吹き、
夫婦の絆の危機、
2台のモノレールが空中ですれ違う。
1台にはマフィアが。もう1台にはミッチが。
ギャングが気づいた。
ミッチは気づかない。
モノレールを追って、橋の上を走るギャング。
このすばらしいカットにワクワクがとまりません!
「ミッションインポッシブル」を連想させる
汗がポタリ、ポタリ。
足下の敵に見つかるんじゃ…と、ヒヤヒヤ。
ピアノのリズムがサスペンスフルに盛り上げ、
トム・クルーズがビジネススーツ姿で
アタッシュケースを握り、猛ダッシュ!!
妻には、安全なところへ避難してほしい。
自分だけでカタをつけるつもり。
しかし、
愛に動かされ大胆な行動に出る彼女に
ジーン・ハックマンが一言。
「おどろいたな。」
「私もよ。」
ジーン・ハックマンがいい味出してます。
「夫に仕返しなんて、嘘だな。早く逃げろ」
おまけ
シドニー・ポラック監督作品
トッツィー⇒こちら














