指を怪我した男、一滴の血液がスローモーションで落下していく。
そしてベルトコンベアーにのったガラス瓶の1本へ!!
黄色いソーダが注がれ、赤いもやが広がった。
「インクレディブル・ハルク」
2008年 ルイ・レテリエ監督 130分
エドワード・ノートン、ウィリアム・ハート、リヴ・タイラー、ティム・ロス
(画像お借りしました)

どきどきするオープニング♪♪このソーダ、どんな味なんだろう(^m^)
ミスターグリーンこと、の肉体を持つ超人ハルク
怒り(興奮)変身するヒーロー。
よく自律神経を整えるには、呼吸法瞑想がいいっていいますよね。
今作の主人公も呼吸法実践しながら心拍計を見つめます。
「早く治したい!
どうやれば元の自分に戻れるんだろうか。」
娘のパニック発作も、怒り焦り不安がスイッチになります。
呼吸法がうまく作用しないときは、かなりしんどい。トホホだよ」
と、話してくれます。

というわけで、以前から怒りのヒーローに興味がありました。
キングコングのワンシーンみたいな場面があってビックリ♪胸アツですラブラブ!

【感想】
愛のために怒りが湧き、愛によって怒りを抑える。


日常のどこにでも転がってる怒りのスイッチ。
野蛮なゴロツキにからまれたり、酔っ払いにからまれたり
暴力ふるわれたら・・・・ヤバイことになっちゃうじゃん、自分が!

なるべく平常心で過ごしたい。
NYの地下鉄なんて、危険がいっぱいだ。
タクシーにしよう。と思ったら、乱暴な運転に目がテン(爆笑)

冷静に、落ち着いてすごすように気をつける主人公。
でも、もしもの時のために
大きめサイズのパンツを購入。
伸縮性があって、ウェストがゴムのやつ(^~^)
こーゆー風に準備するところなんて、親近感わいちゃうなぁ♪

政府の特殊部隊が、人間兵器ハルクを生け捕るため追ってくる。

そんななか、軍人の一人が
「俺も超人になりたい!戦いたい」と熱望し・・・
は、新しい兵器がほしい。
科学者ミスターブルーは、誰も成し遂げなかった研究を成功させたい。

科学者×軍の組み合わせって、
欲を制御できなくなりエゴが暴走するように描かれますねぇ。

ついに2人のバイオ兵器が大暴れ!

科学者ハルク VS 軍人ハルク

ハルクの恋人エリザベスは、お父さんが軍の将軍。
恋人の間に立ち、愛の盾となります。

きりきり舞うヘリコプターに、恋人と彼女のパパが乗っている!
ヘリをつかむ怪物、怪物につかまるハルク。
ヘリからオイルが流れ出した!
這い出る彼女、
このままでは炎に包まれるメラメラ

絶体絶命の危機に、ハルクは・・・


怒りって、破壊するパワーと考えがちだけど、
使いようによっては守るための力にもなる。
脳科学風味が効いたSFアクション映画です。