タンゴにミスはない。人生と同じだ。脚がからんでも踊り続ければいい。
盲人と美女の動きを目で追う青年。驚きと感動がわきあがる。
アル・パチーノ、クリス・オドネル(画像お借りしました)
一年前、娘から「まだ観てなかったの?こんな名作を・・・」
と、ツッコミを入れられていた私です。ようやく録画していた作品を鑑賞しました。
パチーノさんの映画にしては、ずいぶん甘くムードのある題名だなぁ。
なぜ、このタイトルなんだろう?
盲目の男が、いろんな女性の香水を当てる。
女の人の笑い声、話し方、香りを味わうこと、それは生きている実感。
女の人の笑い声、話し方、香りを味わうこと、それは生きている実感。
彼の夢は、朝、目覚めたとき、そばにいてくれる女性。
物語のおわりに、新しい夢の香りが、ふわっと漂ってきますよ。
アル・パチーノの味わい深い見事な演技。
人生の辛苦をあじわった人が発する言葉。
ウィットに富み、毅然とした態度、女性に優しい。しびれますねぇ。美女の手をとり、タンゴを踊る有名なシーンの素晴らしさ!!
ホールのサイズとテーブルの位置を把握した彼のダンスは、
【あらすじ】
奨学金で高校へ入った苦学生。
ある事件を目撃し、校長に圧力をかけられ悩む。
そんなとき、盲目の退役軍人の付き添いバイトをすることになり・・・
【感想】
「これから君を教育してやる」
盲目の退役軍人フランクは、付き添いバイトの学生に言い渡す。
贅沢な旅行ツアーに見えたが、フィナーレとして用意されていたのは
チャーリーは学校裁判にかけられることがきまっていた。
犯人を庇うと、退学。
密告すれば、裏切り者になる。
命を見捨てるのか?
道連れになるのか?
ここでも選択をせまられる。
青ざめた顔が、だんだん紅潮し、涙が頬をすーっとつたう。
死へのカウントダウンがはじまった。3,2,1・・・
人は常に岐路に立たされる。
正しい道っていうのは、険しい道。
逃げ出すのか、潔くたたかうのか。
その時、講堂に乱入してきた人物が。
はたして、どんな審判が下されるのか?
アル・パチーノがアカデミー賞 主演男優賞受賞に輝いた名作です。














